
コンビニって本当便利ですよね。
香港では、公共料金の支払いやオクトパスカードのリチャージ、切らしていた牛乳やパンを買いに走るなど、本当にしょっちゅう行きます。そして行ったら行ったで、「何か新しいお菓子とか出てるかな~」って、売り場を一回りして見ちゃうんですよね(笑)
先日もセブンイレブンでちょっとした買い物をして、ついでにふら~っと店内を回っていて見つけました。
「カルビー ポテトチップス ワンタン麺味」
個人的にワンタン麺が好きなのと、お菓子はいろいろある中でもポテトチップスが好きなので即買ってみました。
ワンタン麺好き&ポテトチップス好きの私の期待に答えられるのか、実際に食べてみた感想を紹介したいと思います!
デザイン
まずは私がセブンイレブンで目に止まったパッケージデザインから見てみます。特にお菓子ってパッケージデザインが大事ですよね。
パッケージ ~おもて面~
まず、おもて面には、わかりやすくワンタン麺の写真が大きくドーン。
その上に、香港といえばの飛び出した看板の写真、かわいいポテトチップスのキャラクター、そして「香港名物」とあります。ワンタン麺って香港の食べ物ですもんね。

そして真ん中には「細蓉」バーン!アップにして、さらにババーン!

え?「細蓉」って何?だって下に「雲吞麵味 ワンタンメン味」と書いてあるし。「細蓉」が「ワンタンメン」じゃないってことは「細蓉」はナニ??
7年くらい香港に住んでいて初めてお目見えした言葉だったので、香港人の旦那さんに聞いてみました。
旦那さんによると、「細蓉」は「サイヨン」といって意味はなんと「ワンタン麺」とのこと!今はあまり使わない、昔の言い方だそうです。
このパッケージでは、伝統的な言い方を使ってより香港らしさを出しているということですね。
そして「ワンタンメン味」って日本語で書いてありますが、香港の商品にはよく日本語が入っています。その方が売れるからだそうですよ。
パッケージ ~裏面~
では裏面も見てみましょう。裏面にはかわいい女の子のジャガイモちゃんが描かれています。
ジャガイモちゃんの下にも水色の文字で何やら書かれているので、これも旦那さんに聞いてみました。

ワンタン麺(雲呑麺)を「細蓉」と呼ぶのは、昔のポエム「芙蓉如面柳如眉 (芙蓉は面のごとく柳は眉のごとし) 」から来ているよ。
- 「芙蓉」という美女のドレスが揺れるのが、水の中のワンタンが揺れている様子に似ていること。
- 面(顔)と麺の発音が同じこと。
- 「細」は広東語で「小さい」という意味。
ここから、「芙蓉」「面(麺)」 「細(小さい)」をあわせて「細蓉=小さいお椀に入ったワンタン麺」になったんだよ。
ということでした。
パケージの裏面に雑学として書かれているように、香港人の旦那さんも初めて知るミニ知識でした。いやー、1つ勉強になりました!
「ポテトチップス雲呑麺味」の量
袋を開けてみます。こういう「○○味」って、いつも量が少ない印象なのでドキドキしながらいざ開封。
開けてみると、思ったよりも入ってました。袋の1/3くらいでしょうか。これくらい入っていれば私的には満足です(笑)

開けた瞬間、ふわっと一瞬コンソメのような香りがします。でもコンソメとはちょっと違う…
はやる気持ちを抑えながらお皿に出してみました。直下23cmのお皿でこんもり盛れるくらいの量です。

「ポテトチップス雲呑麺味」は一枚一枚がギザギザになってます。一口サイズでこんがりきつね色が、見た目からも食欲をそそります。
食べてみた感想
では、実際に食べてみます!

口に入れるときもコンソメのようなでもちょっと違う香りがしました。ピザポテトのように香りがガツンと来るのかと思いきや、ほんのりワンタン麺のスープが香るくらいです。
また、えびワンタンの味でしょうか、食べてみるとコンソメに若干桜えびが入ったような味がします。ワンタンのえびがポテトチップスで再現されて香ばしくなった感じですね。
ワンタン麺のスープの味は、すこーしするかなという感じです。
形はギザギザなので、食感はパリパリというよりもザクザクしていて食べ応えがあります。
私が食べてみた感想は、「味はそこまでワンタン麺じゃないけどおいしい」でした。
まとめ
- パッケージはわかりやすく「ワンタン麺」の写真
- 量は袋の1/3くらいでそこそこ入っている
- 味は「ワンタン麺」が強いわけではないが美味しく食べられる
香港に来て、日本では食べられないお菓子を食べてみたいという人はセブンイレブンで見かけたら買ってみてくださいね。
美味しければお土産に買って帰られますし、そこまで満足しなくても1つ話のネタになりますよ。