
夏休みって子供にとっては楽しいですが、ママにとっては毎日どうやって過ごそうか悩みますよね。
「外は暑いし、毎日出かけるのは疲れるしお金もかかる...」
「でもせっかくの夏休み、かけがえのない思い出も作ってあげたい。」
そう思うママも多いんじゃないでしょうか。
暑いからといって毎日家にいると結局テレビに頼ってしまいますし、子供も体力が有り余ってしまいます。家にいる日やお出かけする日とうまくバランスを取って、メリハリのある夏休みを過ごしたいものです。
先日お友達家族と一緒に子供とお出かけしてきたのですが、このプランがとってもよかったんです。乗り物にも乗れて、ほどよく時間もかかり休憩もできる、おすすめの1日プランです。
香港での夏休みに、毎日何をして過ごそうか悩んでいるママは必見ですよ。
Contents
今回のプラン
私とお友達家族は香港島に住んでいるので、香港島からフェリーで尖沙咀(チムサーチョイ)へ渡ってランチ、その後ぶらぶらして帰ってこようというものです。
それぞれの行程をくわしくご紹介しますね。
CentralからフェリーでTsim Sha Tsuiへ
まずは普段あまり乗らないフェリーに乗ろうということになりました。ただ香港島から九龍へ渡る手段なだけなのですが、フェリーに乗るって子供にとってはとっても楽しいことなんです。
香港は海も近く、フェリーにも気軽に乗れるのがいいなぁといつも思います。

フェリーに乗る時もオクトパスカードが便利ですが、ない場合はトークンを買えば大丈夫ですよ。トークンはコイン型の切符です。
オクトパスカードって何?という人はこちらを見てくださいね。

なかなかレトロな販売機ですよね。トークンって日本ではあまりないので、オクトパスカードを持っていてもトークンを買ってみたらいつもと違った体験ができますね。

トークン(Token)の買い方
①上の写真の真ん中オレンジのところに、縦にボタンが並んでいます。購入するトークンのタイプを選んでボタンを押し、上から3つ目の確認ボタンを押します。
《成人/Adult》
13歳以上64歳以下の大人
《優恵/Concessionary》
3歳以上12歳以下の子供と障害を持つ人
※証明物がない限り、何歳でも95cm以上は子供料金の対象となります。
※障害を持つ人は障害者手帳が必要です。
《確認/Confirm》
確認ボタン
《取消/Cancel》
キャンセルボタン
②①の上の硬貨投入口にコインを入れるか、右の紙幣を入れるところに紙幣を入れます。
紙幣は写真の図にあるように、$10と$20のみ使えます。大きな紙幣しかない場合は、近くのコンビニなどで買い物をして崩す必要があります。
両替だけ頼んだことがないのでできるかわかりませんが、「Can I exchange?(キャナイ イクスチェンジ?)」と聞いてみてもいいですね。
③下にトークンとおつりが出てくるので取り出します。
料金は大人$2.7(約37円)子供$1.6(約22円)でした。
今回は2階デッキに乗ったのですが、1階と2階で料金が違います。また船の中に階段はなく、乗ってから1階や2階へ行くことはできません。船に乗るときに乗り口が違うので、どちらに乗りたいか決めてからゲートに入ってくださいね。
Central-Tsim Sha Tsuiの詳しいフェリー料金はこちらを見てくださいね。
Central - Tsim Sha Tsui フェリーの料金と時刻表
ゲートの入り方
入り口のゲートはオクトパスカード用とトークン用と並んでいるので、それぞれのゲートから入ります。ゲートの上にオクトパス用(Octopus)、トークン用(Token)と標識が出ているので、そこで確認できますよ。

上の写真では、対岸に九龍が見えます。当日は台風が来始めていたので、波が少し高かったです。

上の写真はスターフェリーの船内です。座席に星の模様がついているんですよ。写真は乗り込んですぐ撮ったので誰も写っていませんが、実際はたくさん乗っています(笑)
スターフェリーは香港の有名な乗り物なので、観光でもよく乗りますね。この日も日本人や欧米の観光客らしき人たちがいらっしゃいました。
フェリーに乗ると言っても5分ちょっとなので、船酔いする私でも大丈夫です(笑)息子は「早すぎるー」と言ってもっと乗りたがっていましたが。
ハーバーシティ(Harbour City/海港城)でぶらぶら
フェリーを降りて左へ進むとハーバーシティ(Harbour City/海港城)の入口が見えます。
ハーバーシティは海沿いに作られた香港最大のショッピングモールです。端から端まで歩いたら20分くらいんじゃないかというくらい大きいんです。
ハイブランドやスポーツショップ、レストランにフードコート、海外の食材を扱うCitySuperもあります。SHIBUYA109も入っていてびっくりしました。
7月11日から香港で「Toy Story 4」が公開されるにあたり、6月29日~8月4日までハーバーシティで「Toy Story 4」のイベントが開催されています。

スターフェリーを降りてからハーバーシティに入るまでのところに「Toy Story 4」の展示がされていました。このイベントは無料ですが、お金を払ってできるゲームもあります。でも、子供が小さければ、見て回ったり写真を撮ったりするだけで十分楽しめますよ。

外だけでなくハーバーシティの中にもいろんなところで「Toy Story 4」のイベントブースがあります。
ハーバーシティ(Harbour City/海港城)でランチ
ハーバーシティにはちょっとお高めのレストランからフードコートまで、食べるところはたくさんあります。
私たちが行ったのは夏休みの平日でしたが、ハーバーシティは平日休日に限らずいつも観光客が多いので、ランチは早めに決めてお店に入るのをおすすめします。
私たちは、ちょうどランチタイムの12:30頃にお店に行ったのですが、75~90分待ちでした!ウェイティングリストに名前と電話番号を伝えて、ハーバーシティ内をぶらぶらしながら時間をつぶしたのですが、お友達がいなかったら息子はグズグズになっていたと思います。やっぱり、子供とお出かけの時は早め早めの行動が大切ですね…
今回のお店は「The Cheesecake Factory」とうお店で特別人気だったようですが、待てなかったらもちろん違うお店へ行くこともできますよ。ハーバーシティは食べるところも多いのでチョイスがたくさんあっていいです。
ショッピングモールは見るものも多いですし、ちょこちょこイベントをやっているので子供も喜んでくれますよ。室内なので天気も気にしなくていいですし、子供とお出かけするにはもってこいです。
帰りもフェリーでTsim Sha TsuiからCentralへ
ご飯を食べた後は尖沙咀(チムサーチョイ)をぶらぶらして帰ることにしました。特に買い物などしませんでしたが、尖沙咀(チムサーチョイ)は香港島とは雰囲気が少し違って、なんというか私的に香港島よりも香港らしい気がします。
香港島に住んでいるとなかなか尖沙咀(チムサーチョイ)や九龍へ行くことがないので、久しぶりに行ってぶらぶらするだけでも楽しかったです。
そして息子がフェリーに乗りたがり、帰りも行きと同じくフェリーで帰ることにしました。

帰りのフェリー乗り場(2階デッキ)には有名なエッグタルトのお店「泰昌餅家」があります。ですが残念ながら、この日は閉まっていました。
フェリー乗り場に着いた時にちょうどフェリーが出てしまったのですが、5分くらい待てばまたすぐに次のフェリーが来ましたよ。
その他のアレンジプラン
- ほかには寄らずハーバーシティに絞る
- 帰りはMTRを使う
- 夜に行って「シンフォニー・オブ・ライツ(幻彩詠香江)」を見る
ハーバーシティはかなり大きなショッピングモールなので、中を歩いているだけで結構疲れます。今回はランチした後にチムサーチョイをぶらぶらしましたが、小さな子供だとハーバーシティだけで帰ってきてもいいかもしれませんね。
また私たちは息子が乗りたがって、行きも帰りもフェリーを使いましたが、帰りはチムサーチョイをぶらぶらしながらMTRチムサーチョイ駅から帰るのもいいかもしれませんね。
また、夜20時から「シンフォニー・オブ・ライツ(幻彩詠香江)」開催されています。毎晩行われるライトショーで、香港の高層ビルからたくさんのレーザーが放たれます。「世界最大の永続的な光と音のショー」としてギネス世界記録にも認定されているそうですよ。
スターフェリーでチムサーチョイへ渡って、この「シンフォニー・オブ・ライツ(幻彩詠香江)」を見るのもいいですね。
まとめ
- 普段とは違う乗り物フェリーに乗って特別感を出す
- セントラルからチムサーチョイ間にフェリーに乗るのがお手軽でおすすめ
- 見るものも多く、イベントもやっているショッピングモールは時間も適度に使い、また涼しく過ごせておすすめ
夏休みは時間が有り余って困ることもありますが、親子でたくさん思い出を作るチャンスでもあります。
普段と違って急ぐ必要もないので、ゆったりのんびり子供とお出かけできますね。
フェリーは香港では気軽に乗れると言っても普段の生活ではあまり乗らないですよね。そんなフェリーに乗れば、乗り物好きの子供はもちろん、あまり興味のない子でも特別な思い出になりますよ。