夫を褒めて伸ばしたいけど、ちょっと家事をしたからって、夫をヨイショして褒めるなんて疲れる。
褒めるのが疲れる妻は多いんです。
そこで、夫を褒める時に疲れない3つのコツを紹介します。簡単で、しかもただ褒めるよりも夫の心に刺さるので効果抜群ですよ!
Contents
夫の家事を褒めるのが疲れる理由
どうして妻は夫の家事を褒めると疲れるんでしょうか?
自分は褒められないから
自分は夫から褒められないのに、夫を褒めるなんて不公平ですよね?
「妻は家事をやって当たり前。毎日やっているのに、夫から褒められたことなんて一度もない。」という人は、夫を褒めるのに抵抗を感じるんです。
私も経験があります。第一子出産の時は、家事も育児も自分で踏ん張ってやっといた私。でも第二子出産時は、上のお兄ちゃんの面倒もあるし、夫に動いてもらわねばと、夫が褒めていました。
「パパ洗濯干してくれてありがとうー!助かる〜。」「ミルクボトル洗ってくれたの?さすがパパ!」
でも、ふと思ったんです。「いやいや、これ私はずっとやってきてることだよね。。私は一度も褒めるのも感謝もされたことないのに、なんでパパには、こんな特別褒めなきゃいけないの…?」って。そう思うと、褒めるのが急に疲れてきました。
よく「夫は褒めて伸ばせ」と言いますよね。でも自分は褒められないのに、夫は褒めないといけないなんて、仏のような心がないと難しいんです。
夫の家事が完璧じゃないから
夫を褒めるのが疲れるのは、夫の家事が完璧じゃないからということもあります。
「今日は俺が飯作るよ。」なんて言うから、作ってもらったら、魚を焼いているのに換気扇を回していなくて部屋中煙だらけなんてことも。他にも妻の目に余ることがたくさんあります。
「料理をしてくれたら、シンクに洗い物が山盛り」「干した洗濯物がしわだらけ。」
「子供のお着替えを頼んだら本当に着せるだけ。」
妻はだいたい料理中からなるべく洗い物が出ないようにし、洗い物も料理と同時進行で洗ってしまいますよね。
なのに、夫は調味料に何個もスプーンを使い、シンクと台所はフライパンも食材のゴミが山盛り。焼いたり煮たりしている間はケイタイを触っている。
洗濯物は干し方が雑。手でパンパンとしわを伸ばすことはなく、洗濯機から出してほぐさずそのまま干す。タオルも脱水で絞られた形そのままなんていうことも。
また言ったことしかやってくれないので、子供のお着替えを頼んだら着せるだけ。パジャマはその辺に転がっています。
家事をやってくれているのはありがたいけど、ツッコミどころ満載だと、褒めるよりも「はぁ〜…」と疲れの方が出てしまいます。しかも、ちょっと指摘すると、すぐに不機嫌になってグッタリなんてことも。
すぐに拗ねたり、不機嫌になったりする夫に困っている人は、こちらの記事もおすすめです。
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夫のやってやった感が強いから
ちょっと家事をしてもらうだけで、夫がドヤ顔で「やってやった感」を出すのも、褒めたくなくなります。
妻からしたら「そんなことで?」という小さなことで「こんなことしてくれる夫なんている?」と、うれしそうに言われると、感謝の気持ちも冷めてしまいます。
私も実際言われたことがあります。食器を洗って、洗濯も干してくれた時に、「こんなことしてくれる夫いる?」と。
私は心が狭いので、イラッとして何にも返せませんでした。
夫を褒めるときに疲れない簡単で効果抜群なコツ
仕事の新人を育てる気持ちで接する
同じ立場のパートナーがやっていると思うと、できていないところに目が行ってしまいがち。仕事の新人を育てている気持ちで接すると、できたことに目が行くようになります。
未来の投資だと思って、少しずつ成長を見守りましょう。
また、家事をやってもらう時は、指示は細かくするのがポイント。「それくらいできるだろう」では妻が思い描いている通りにはならないことが多いです。
「お皿洗ってくれる?」ではなく、「このスポンジでお皿洗ってくれる?洗った後は、きっちり重ねないで、少しずらして立ててね。そうしたら風邪が通って乾きやすいから。」
細かく伝えることで「夫の家事が完璧じゃない」イライラがなくなります。夫も指示が明確にある方が、家事の小さな課題をこなしやすくなります。
自分が譲れないポイントは、指示を明確に出しましょう。
大げさに褒めない
よく「夫は褒めて伸ばす」方法で、「少しのことでも大げさに褒めましょう」とありますよね。
でも、自分が普段褒めてもらえないことを、夫がやったから大げさに褒めようとすると、自分の心が「は?そんな大したことでもないのに。」と、褒めるのを拒むんです。
心が拒んでいるのに褒めようとするので、疲れてしまうんです。
また大袈裟に褒めると、ウソ臭く聞こえて、褒められた方は素直に受け取れないことも。
「うわー!掃除してくれたの~?!すごくきれいになった!」、「あなたの作ってくれたご飯すっごくおいしい!」なんて言わなくていいんです。
ニコッと笑って、シンプルに「ありがとう。」。これなら疲れず続けられ、効果も抜群。また、夫も妻の感謝を素直に受け取れますよ。
第三者に夫を褒める
「やってやった感」丸出しの夫だと、夫を直接褒めるのは癪に障ります。なので、第三者に夫を褒めるのも疲れないコツです。
例えば子供に「パパが作ってくれたご飯、おいしいよね。」、義母に「掃除もしてくれるんで助かるんです。」など、夫じゃない人に夫を褒めます。
人は直接言われることよりも、間接的に言われたことのほうが心に刺さります。夫は、妻が他の人に自分のことを褒めているのを聞くと、直接褒められるよりもずっとうれしいんです。
妻もドヤ顔の夫を直接褒めるのは癪に障って疲れますが、他の人なら言いやすくなります。そして、間接的に褒められてうれしさが増した夫は、次もよろこんで家事を手伝ってくれるかもしれませんよ。
まとめ
- 夫の家事を褒めるのが疲れるのは、夫は妻を褒めないくせに、自分は完璧じゃない出来でやってやった感を出すから。
- 夫を褒める時に疲れないコツは3つ
- 新人を育てるように接する
- 大袈裟に褒めない
- 第三者に夫を褒める
褒めるのが好きで、夫をいつでも褒められたら1番です。でもちょっとのことでドヤ顔がずっと続くと、いちいち褒めるのが疲れるようになってきます。
気持ちの切り替えやポイントをおさえた方法なら、ストレスなく夫を褒めることができますよ。
褒めるのはやっぱり効果抜群。上手に転がして、家事のエキスパートになってもらっちゃいましょう!
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