「運動会のお弁当を一緒に食べようよ。」「一緒に見よう。」と、ママ友から誘われることってありますよね。
でも運動会は1日行事。仲のいいママ友でも疲れるのに、苦手なママ友ならなおさら困ってしまいます。せっかく楽しい運動会、家族だけでゆっくり楽しみたいという人も多いんじゃないでしょうか。
また宗教の誘いは自分が我慢すればいいだけというものではなく、家族にも影響する大きな問題です。
ママ友の誘いを断るのは、子どものことや今後のことを考えると、気がひけて躊躇してしまいますが、波風立てずに断れる方法もあるんですよ。
ママ友からの運動会や宗教の誘いを穏便に断りたい人へ、上手な断り方を紹介します。5つのポイントを押さえて、断り上手になりましょう。
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ママ友からの困るお誘い
ママ友は子供のことでも助け合える、頼もしい同志になります。ただ、だんだん仲良くなってくると、プライバシーをいろいろ詮索されたり、突然自宅に遊びに来たりするママ友もいます。
また、こちらが困る誘いを受けることも。
- ランチ会
- 運動会
- 宗教
- 生命保険
- ネットワークビジネス
ランチ会はたまにならいいかもしれませんが、頻繁に行われると時間もお金も取られます。好きなママ友でも負担になってくるのに、苦手なママ友なら辛いだけ。ランチ会の誘いを断るだけでも気を使いますよね。
メールで上手に断りたい時は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ママ友ランチ、誘いの断り方!メールで気をつける3つのポイント
そして、幼稚園や学校の行事の中で誘いを受けやすいのが運動会。運動会は場所取りやお弁当など、準備の段階から親は気合を入れてがんばります。
親も楽しみにしている行事なので、見ている時はゆっくり家族だけで観戦したい人も多いです。家族だけで見るつもりにしていたのに、ママ友から「一緒に見よう~。」と誘われると、仲がいいだけになんとも断り方に悩みますよね。
また、ママ友の中には自分で仕事をしていて、自分の商品をやんわり売ってくる人も。趣味でやっているハンドメイドのアクセサリーを売られるのも困りますが、宗教、生命保険、ネットワークビジネスは、一度踏み込んでしまうと人生をも狂わされかねない誘いです。
実は私も遭ったことがあるんです。
そのママ友は自宅で美容サロンを始めたのですが、いろんな場面でその施術がどれだけいいかを話に入れてきました。その当時は私も時間があり少し興味もあったので、「一回行くと次は断りにくくなるかな。」と思いつつ、試しに行ってみたんです。
施術自体は悪いものではなかったのですが、施術に使っている道具の購入をやんわりと勧められました。本当にいいものなのかもしれませんが、値段はなんと10万円!
「やる前と後はぜんぜん違うでしょ?これがあれば自宅で自分の好きな時にできるからいいよー。」「これは◯◯っていう石を使ってて、体を温めてくれるの。」など、いろいろ言われましたが、さすがに10万払うことはできませんでした。
施術も一回だけじゃなく継続してやった方がいいと言われ、確かにそうなんだと思うのですが、頻繁に通うお金もないし、やんわりとフェードアウトしました。
その時はフェードアウトできましたが、中にはグイグイ誘ってくるママ友もいて、誘いをどう断ろうか悩むんですよね。「人柄がとてもいいママ友なら、断ったら傷つけてしまうかも。」、「ボスママだから、断って仲間外れにされないかな。」など、心配になるんですよね。
ただのママ友といえども、子供を持つ人にとってはママ友コミュニティーは大きな存在です。ママ友との関係が険悪になると、生活に大きな影響を及ぼしかねません。
そこで、ママ友からのお誘いを角を立てずに断る5つのポイントを紹介します。
運動会や宗教の誘い 上手な断り方5つのポイント
「ママ友からの誘いなんて、ただ断ればいいだけでしょ。」と思う人がいるかもしれませんが、これがなかなか難しいんですよね。
流されやすい人は特にNO!と言いにくく、断るのに勇気がいるんです。
相手を傷つけずに断るには5つのポイントがあります。
やんわりと遠回しに察してもらう
ママ友からの誘いが運動会なら、「義両親も見に来るんだよね。」「うちの旦那人見知りで恥ずかしがるから。」と、やんわりと言って、察してもらう方法が一つ。
宗教も「旦那が嫌がるから。」など、旦那や親、兄弟姉妹の家を理由に言ってみましょう。「家族の反対があるなら仕方ないか。」と、状況を察してくれることもあります。
でも中には手強いママ友も。
「旦那さん人見知りなの?大丈夫!私は全然気にしないから~。」
「旦那さんが宗教イヤなら、あなただけ内緒で入ったら?」
こちらがやんわり言っても引き下がってくれないママ友には、察してもらうのは難しいかもしれません。そんな場合は次のポイントです。
ハッキリと断る
遠回しに断っても、わかっているのかいないのか、雰囲気を察してくれないママ友もいますよね。そんな人にはハッキリと言いましょう。
ただキツイ言い方をするとママ友もショックを受けるかもしれませんし、後々トラブルにもなりかねません。断り方のポイントは「ハッキリと断る」こと。
断りにくい場合、「運動会は他のママ友からも誘われてて。。。」「宗教はちょっと。。」と、ゴニョゴニョと煮え切らない言い方をしてしまうことがありますよね。
でも遠回しに言ってもわかってもらえないママ友には、断りの最後を「。。。」にせず、ハッキリと無理だということを言い切りましょう。
「運動会はうちの義理の両親もくるし、家族だけで見るね。」
「宗教は興味がないから遠慮しておくよ。」
ハッキリと断ると「仲が悪くなるかもしれない。」と心配になるかもしれませんが、それで離れていく相手ならその程度の仲かもしれません。
明るく爽やかに断る
ハッキリと断るのは、キツイ言い方をするのとは違います。断ってもあまり嫌な気持ちにさせない断り方が「明るく爽やかに断る」です。
「え、宗教?ごめんね、うちは入れないわ。」
この断りの文章でも、暗い顔で怪訝そうに言うのと、笑顔と大きな声で爽やかに言うのとでは、印象が全然違いますよね。
言葉だけでなく、表情や雰囲気で相手への伝わり方は変わるので、誘いを受けたら間髪入れず笑顔でハッキリと断りましょう。
好意、親切心に感謝する
運動会を一緒に見ようと誘ってくるママ友は好意を持っているから誘ってくれているはず。また宗教の勧誘も、たくさんの人を助けたいという思いで誘ってくれていることもあります。
美容サロンをしていた私のママ友も、「女性は体を冷やしちゃだめだからね。体を温めたら免疫も上がるし、肌もすっごくきれいになるし。」と、私のことを思って言ってくれていた部分もあると思います。
なので、誘いを無下に断ってはねのけるのではなく、好意をもってくれていること、心配や親切にしてくれていることに感謝しましょう。
「運動会誘ってくれてありがとう。でも今年は私の兄弟もいるし、家族だけで見るね。」
「宗教には興味ないんだ。入れないけど、ありがとうね。」
人は拒否されると大なり小なりショックを受けます。「ありがとう」と言うことで、伝わり方がやわらかくなり、角が立ちにくくなりますよ。
とにかく謝る!
「ありがとうね。」と言うと、宗教やセールスなどではつけ込まれることも。そんな時は、最後のポイント「とにかく謝る」です。
「ごめんね、宗教は無理なの。ごめんなさい、力になれなくて。ほんとごめん!ごめんなさい。」
察してくれずに、こちらの感謝にもつけ込んで何度も誘ってくるママ友には、とにかく謝って押し切りましょう。笑顔でこれだけ謝られたら、さすがに無理だと引き下がってくれるはず。
関連記事:ママ友からのお土産どうお礼する?ライン例文でもめずにスッキリ!
まとめ
- ママ友の世界には、ランチや運動会、宗教、セールスなどいろんな困るお誘いがある
- やんわり遠回しに言ってもわかってもらえない時は、明るく笑顔でハッキリ無理だと伝える
- 「ありがとう」と「ごめんなさい」でキツイい方を避けるのが角を立てない断り方
ママ友とはできるだけ仲良くしたいもの。断ることがあっても上手に断って穏便に済ませたいですね。
さっぱりと断ることができれば、辛い思いをすることなく、自分や家族も守ることが出来ます。
断り上手になって、負担なくママ友と過ごせしたいですね!