12月12日梅宮辰夫さんが亡くなられたそうです。この悲報はニュース速報でも流れたそう。
テレビを見ていると、ピロピロリ~ンと音が鳴って画面の上にニュース速報が流れることがありますよね。地震など身に危険が及びそうなものはありがたいのですが、中には「へぇ~、そうなんだ。」というくらいの内容もあるのも事実。
そこで「テレビのニュース速報を出す基準って?」「ニュース速報を出すのは誰が決めるの?」という疑問について調べてみました。
最後に過去のいろんなテロップも紹介するのでよければ見てみてくださいね。
Contents
ニュース速報を出す基準
地震が発生したとき
気象庁のウェブサイトによると、気象庁は最大震度が5弱以上と予想された場合に、震度4以上が予想される地域を対象に緊急地震速報(警報)を発表するそう。
そして緊急地震速報(警報)が発表されると、対象となった地域に対してテレビやラジオ、携帯端末、防災行政無線などで緊急地震速報が流れます。
緊急地震速報(警報)で伝える内容は、強い揺れが予想されていることと、予想されている地域のみが基本とのことで、警報に至らない場合でも予報を発表しているとのこと。
ただ放送局や携帯端末のアプリケーションがどの様に処理しているかについては、各事業者の判断で行われているようです。
スポーツの試合結果や芸能人の逮捕・死亡など
ニュース速報って、地震やミサイル発射など、自身や自国を脅かす内容ばかりではありませんよね。テレビの前にいなくても、ニュース速報の音が聞こえると「何事か?!」と思って飛んでいくと、正直「それ流さなくても…」と思うようなものもあります。
その例がスポーツの試合結果や芸能人のあれこれ。
調べてみると、ニュース速報として流す絶対的な基準はないそう。どんなニュースを流すかは各テレビ局で決められ、テレビ局の中でも、報道や編成の責任者が「緊急を要するものや関心の高いもの」と判断すればニュース速報として流れるようです。
なので新聞の号外が出るくらい大きな出来事でなくても、責任者の判断で「それ流します。。。?」というレベルのものも流れているんですね。またニュース速報として流すか流さないかは、各テレビ局の判断によるので、こっちの局ではニュース速報で見たけど、こっちの局では見なかったということがあるようです。
過去にあったニュース速報テロップ
タイミングが残念な速報テロップ
上の画像は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の最終回、坂本龍馬が暗殺されるクライマックスシーン。見事に龍馬の顔にかぶってしまい、局には約200件もの苦情が寄せられたそう。
かぶった速報テロップ
上の画像は、「ハイ、見てます…」と言いそうな、中継とニュース速報かぶり。
そして次は、内容も下のテロップもニュース速報もかぶっちゃった、ちょっとひつこさを感じるバージョン。
令和か。典拠は万葉集とのこと。
— myamyam (@myam_21) April 1, 2019
新元号を記した額に速報テロップと番組のテロップが被って、なんだかクドい画になっている。#新元号 #令和 #速報テロップ pic.twitter.com/9nVFkG3P59
タイミングがすごいテロップ
この背景に、このテロップ。。。
責任者がファンなのかなと思わせる速報テロップ
ファンには一大事ですもんね。
感想が速報テロップ
なんとも言えない。。
まとめ
- テレビのニュース速報が出るのは、緊急地震速報には基準はあるが、それ意外は特に基準はない
- 誰がテレビのニュース速報を出すか決めるのかは、特に明記されていないが、おそらく報道や編成の責任者の判断によるもの
- タイミングによってはかなり絶妙なテロップになることがある
過去にはサッカー中田英寿さんの引退や、最近ではアイドルグループ嵐の二宮和也さんの結婚など、ニュース速報を出す決定権を持つ人がファンだったのかなというテロップもありましたね。