おしゃれな子供部屋って憧れますよね。インテリア雑誌やテレビで素敵な子供部屋を見て「こんな部屋にしたいなー」と思う人も多いと思います。
同じようにしたくてちょっと家具や小物を変えてみても、そこまで部屋の印象は変わらないんですよね。じゃあ、どうしたら子供部屋をもっとおしゃれにできるのか?
そう!壁紙です。
壁紙を替えるってあまり思いつきませんが、壁紙は部屋の大部分を占めるので、ガラッと印象が変わりますよ。
「子供部屋をかわいくしたい!」という人へ、部屋をグッとおしゃれに変えられる「壁紙」についてご紹介します。「何色を選んだらいいのかわからない」という場合は、おすすめの色を参考にしてくださいね!
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壁紙の種類
一言で「壁紙」と言っても、今はいろんな種類があるんです。その中で、子供部屋にぴったりの壁紙を紹介します!
子供部屋には汚れや傷に強い壁紙を
キレイな壁紙に替えても、すぐに汚したりぶつけたりして傷がつくとがっかりしてしまいますよね。特に子供部屋はお絵かきなどで汚れやすいです。
「せっかく壁紙をおしゃれにしたんだから、なるべくきれいな状態をキープしたい」そんな人には「表面強化機能」がついた壁紙がおすすめです。「表面強化機能」がついた壁紙は、引っかきキズや衝撃に強く、汚れも落としやすくなっているんです。
子供が壁に落書きしても、おもちゃをぶつけても、「あー!こらぁー!!」と叱らずにすみますね。
アレルギー抑制機能付きの壁紙で安心
今はアレルギーを持つ子供も多いですよね。アレルギー抑制機能付きの壁紙は、壁紙に付いたダニの死骸や糞、花粉などをキャッチし、アレルギーを大幅に軽減してくれます。
「壁紙をおしゃれにしたいなー」と、ついつい色や柄ばかり考えてしまいますが、子供の健康のためにもアレルギー抑制機能付きの壁紙を考えてみてはいかがでしょうか。
「アクセントクロス」で部屋が映える
「気に入った柄の壁紙を見つけたー!でも部屋全体には奇抜過ぎるかな...」という場合は、部屋の一面だけにする「アクセントクロス」で解決出来ます。
部屋一面だけってどうなの?と思われるかも知れませんが、部屋全体よりも一面だけ色や柄を変えることで、インパクトのあるおしゃれな部屋になりますよ。
私の友達の家でもアクセントクロスを利用しています。友達の子供部屋は壁紙が白なのですが、一面だけ淡いブルーになっていて、お邪魔した友達みんなが「かわいー!」と大絶賛でした。
「腰壁」でおしゃれと汚れ防止を同時にかなえる
「子供部屋をおしゃれにしたいけど、やっぱり汚れも気になる。どちらも譲れないー」という人には「腰壁」がおすすめです。
「腰壁」とは、床から腰くらいの高さとそれより上の部分で違う素材が使われている壁です。腰くらいの高さとは、はっきりと何センチと決まっていないようですが、だいたい1メートルくらいの場合が多いです。
下の部分は汚れに強い壁紙を使い、上の部分は好きな柄の壁紙にすれば、おしゃれと汚れ防止が同時にかなえられますよ。
描きたいなら「黒板クロス」
「どうせ汚されるなら、最初から描いていい壁紙にしちゃえー!」という人にピッタリなのが「黒板クロス」です。
壁紙が黒板のようになっているので、チョークで自由にお絵かきできますよ。子供に大作を描いてもらうのもよし、子供の予定を書き出すのもよし。
ちょこちょこ子供に伝言やメッセージを書くと、子供との楽しいコミュニケーションになりますね!
壁紙の色の特徴
壁紙の色で部屋の印象がかなり変わります。よく使われる壁紙の色、それぞれの色にどんな特徴があるか紹介します。
白、ベージュ
子供部屋の定番はやはり「白」。ですが「真っ白」「生成り」「ベージュに近い白」など、白にもいろいろありますよ。
また壁紙を白にすれば、個性的な家具やカーテンでかわいくできますし、子供が成長して家具を変える時もどんな家具にもあいますよ。
ブルー
ブルーは清潔で爽やかな印象を与えます。また心を落ち着かせる色なので、子供部屋の壁紙におすすめです。天井をブルーの壁紙にすれば、雨の日でも晴れた空のようになり、すがすがしい気持ちになれますね。
グリーン
植物が人を癒すように、グリーンの壁紙は子供をリラックスさせてくれます。目にも優しくくつろげる色なので人気ですよ。
ウッド素材の家具にもよくあいますね。
レッド
赤は子供を活発にしてくれる色です。また部屋にインパクトを与えてくれますよ。子ども部屋全体に使うよりも、ポイントとして「一面だけ赤にする」「他のカーテン、家具はシンプルにする」など工夫すると壁紙の赤が活きてきます。
ピンク
ピンクは女の子の永遠の憧れですよね。ふんわりと優しい雰囲気で、かわいい子供部屋になります。ピンクと言っても「ショッキングピンク」「白地にピンクのドット」「ラベンダーに近いピンク」などいろいろあり、子供らしいピンクから大人っぽいエレガントなピンクなど印象が大きく変わります。
イエロー
黄色は子供の好奇心をかき立てるポップな色です。鮮やかな黄色にすれば子供の心を元気に、ベージュのような黄色にすれば上品な部屋になりますよ。
ブラック
黒はシックで落ち着いた色です。幼児期を過ぎて自立しだす小学校高学年くらいになると、本人が黒を好むかもしれませんね。「無地の黒」「グレーと黒のストライプ」など柄の有り無しによっても印象が違ってきます。
子供部屋におすすめの色
子供部屋は、これから子供が長く過ごす場所になります。遊んだり、勉強したり、リラックスしたり、心身ともにすこやかに育つにはどんな壁紙がいいんでしょうか。
暖かみのある「暖色系」
子供部屋におすすめなのは「明るい暖色系」です。暖色とは黄色やオレンジ色を中心とした、ふんわり暖かみのある色です。子供にリラックス効果を与え、長時間過ごすのに向いていますよ。
また明るい色の壁紙は、窓から入る太陽の光や照明の光を壁で反射し、部屋全体を明るくしてくれる効果もあります。部屋が暗いと子供の視力にも影響がでてきますし、明るい部屋のほうが気分がいいですよね。
外国風で人気「ブルーやピンクのパステルカラー」
今はパステルカラーが人気です。
パステルカラーってどうしてあんなにかわいいんでしょうか。フランスなど子供部屋をパステルカラーにしているお家が多いですよね。パステルカラーは小さい子をふんわり包むような優しい色で、見ているだけですごく癒やされます。
壁を一面だけでもティファニーブルーや、腰壁で下を淡いピンク、上を白地にピンクのドットなどにすると、子供部屋が一気に外国風になりますよ。
グリーン、イエローの柄で「北欧風」
今は北欧デザインも流行っていますよね。グリーンやイエローの大ぶりの柄はイケアや北欧を感じさせます。
かわいくポップな子供部屋にしたい人におすすめです。
壁紙を決める時のポイント
後から「こんなはずじゃなかった...」と後悔しないために、壁紙を決める時に気をつけるポイントを紹介します。
子供部屋では原色は避ける
鮮やかな原色は家具などでポイント使いをすれば映えますが、壁紙に使うと目にキツく、落ち着かない部屋になってしまいます。子供は威圧感を感じ、常に刺激を与えられ興奮状態となるので、子ども部屋では原色を避けることをおすすめします。
壁紙だけでなく、床やカーテンの色も一緒に考える
フローリングやカーペットが暗い色の場合は、壁紙は明るい色にしましょう。床も壁も濃く暗い色だと部屋全体が暗くなってしまいます。大人にはシックでいいかも知れませんが、子供部屋は明るい色がおすすめです。
子供部屋に貼った時を想像して決める
同じ色でも、10cm四方の大きさで見るのと部屋全体とでは印象が変わります。
我が家ではフローリングを替えたことがあるのですが、素材サンプルの大きさではなかなかイメージしづらく、出来上がるまで選んだ色でよかったのかドキドキでした。サンプルで見た色が部屋全体に色が広がると、当たり前ですが選んだ色が部屋を占めます。サンプルでいいかなと思った色よりも少し明るめの色を選んだのですが、正解でした。
後で「思っていたのと違う…」とならないためにも、決める時は部屋に貼った時に「奇抜過ぎないか、色は濃すぎないか」など頭でしっかりイメージしてから決めましょう。
壁紙を変える費用は?
「子供部屋をおしゃれにしたいけど、一体いくらかかるの?」と気になりますよね。だいたい1㎡あたり1,000~1,500円です。
ですが、壁紙のリフォーム費用は「リフォームする場所」「リフォームする面積」「壁紙の種類」によっても変わるようです。リフォームする場所というのは、リビングや寝室などの一般の部屋、キッチン、トイレなどです。
リビングは汚れや傷対策がされた壁紙を使ったり、自分の好みの壁紙がハイグレードなものだと値段も高くなります。キッチンはも同様に汚れ対策や不燃性の壁紙を使うことが多いので、施工面積は小さくても費用が高くなることが多いです。
トイレは狭い空間ですが、トイレの壁紙を替えるためだけに同じ人件費がかかるので、だいたい2.5万~4.5万くらいになります。トイレ以外の場所も一緒にリフォームするとトイレは壁紙だけの費用になるので人件費が抑えられますね。
自分でDIYに挑戦!
最近は自分で作ったり修繕したり、DIYに挑戦する人が増えていますよね。壁紙も貼り直しができるものもあるので、自分の空いた時間に安くできそうと思いますが、プロと素人ではやはり仕上がりが気になりますよね。
DIYでよくある必敗として以下のようなものがあります。
・しわになる
・空気が入ってしまっている
・柄のある壁紙で、柄がずれている
・もともとの壁紙を上手にはがせていないため、新しく貼った壁紙がボコボコになっている
やはりプロはプロなので技術が違います。仕上がりにパーフェクトを求めるならリフォーム会社に頼むのが良さそうですね。逆に少々仕上がりが変になってもいい、DIYの時間も楽しい、安く仕上げたいという人はDIYに挑戦してみるのもおすすめです。
私は自分で息子の本棚を作ったりして物を作るのが好きなので、いつか壁紙にも挑戦してみたいです。DIYって完成を想像しながら作る工程も楽しいですし、出来上がった時の達成感を得られるのでたまらないんですよね。自分で作ったものだとより愛着もわきますよ。
今は「ウォールステッカー」といって、壁に貼る大型のシールのようなものもありますよね。ウォールステッカーなら、今ある壁紙の上に部分的に貼り、壁一面変えなくてもいいので気軽に試せますよ。ウォールステッカーは小さいものから大きいものまであるので、大きなものは十分部屋の印象を変えられます。
まとめ
- 今はいろんな壁紙があるので自分の子供部屋にあう壁紙を選ぶ
- 壁紙の色で印象や子供の心理状態が変わる
- 今の子供部屋のおすすめは「暖色系の色」「パステルカラー」「北欧柄」
- 子供部屋では原色を避け、後で後悔しないためにも出来上がった時をしっかり想像して決める
- プロに頼む以外に、自分でするDIYもある
壁紙を替えるだけで一気に子供部屋がおしゃれになります。子供が少し大きいなら、本人の希望の色など相談しながら決めてくださいね。準備段階も子供と一緒にワイワイやると楽しいですね。
時間も技術もないならプロに任せてもいいですし、子供と一緒にDIYでおしゃれな部屋を作るのもいいですね。
おしゃれな子供部屋はママ以上に子供が喜ぶこと間違いなしです。
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