子供の服ってすぐにいっぱいになりますよね。整理しているつもりでも気付いたらタンスがぎゅうぎゅうで、「あったはずのTシャツが見つからない!」などよくあります。
急いでいる時に限って見つからず、見つからない時に限って「絶対あのトーマスがいい!」なんて言われるんですよね…
何度探しても見つからなくて、仕方がないので似たようなものを買ったことも何度もあります。
全く経済的でないですし、そもそも収納しきれてなくてぐちゃぐちゃに置かれているのがすごくストレス。「いつかは本腰を入れて、根本的に子供服の収納を見直さねば。」と思っていました。
そこで、収納上手なママはどうしているのか調べてみました。すると今すぐ真似できる、子供服収納のアイデアがたくさんあったんです!
私のように「収納がちょっと、いやかなり苦手」という人は必見ですよ。
ハンガーなどのアイテムやちょっとしたコツで、見違えるくらいスッキリ収納できちゃいます。上手に収納すれば、子供の自立にも役立つので、これはやるしかないですね!
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Contents
子供服がすぐに増える理由
スッキリ収納を心掛けていても、いつのまにかぐちゃぐちゃになってしまう。その原因に「子供服はすぐに増えてしまう」ことがあります。
どうして子供服は増えてしまうのか、いくつか理由が考えてみました。
子供は着替えが多い
赤ちゃんの頃はもちろん、少し大きくなってからも、汗をかいたり汚れたりして子供は着替えることが多いです。着替え分を考えて服を買うので、どうしても大人よりも服が増えてしまうんですよね。
子供は成長が早い
子供って本当にドンドン大きくなります。去年着ていた服は今年はもう着られなくなっているんですよね。ちょっとピチピチでもいけるんじゃない?と着せていたんですが、見た目も丈が短かかったり、本人も動きにくかったりで結局あんまり着ないんですよね。
周りから子供服をもらう
お誕生日や季節が変わったからと、子供に服をいただくことがありますよね。お古もキレイだからと譲っていただいて、本当にありがたいです。息子は私なんかよりずっと衣装持ちです(笑)
自分でもついつい子供に買ってしまう
着られる服がすでにあっても、お店で可愛い子供服を見つけたり、セールで安くなっていたりするとついつい買ってしまうということもありますね。ある程度年を取ると、自分が着飾るよりも、子供にお金をかけたくなるのかもしれません。
すぐに捨てられない
子供は成長が早く、すぐに着られなくなりますが、服自体の状態はまだまだキレイなものばかり。「まだ着れるものを捨てるなんてもったいない。」と、なかなか捨てられないんですよね。また「次の子供ができたら次男次女が着られるし。」と置いておくので、子供服がドンドン増えていってしまうんです。
増える子供服は、収納する場所も大事です。分けて収納すれば溢れることはありませんし、暮らしの動線を考えて収納すればストレスなく生活できますよね。
次は、どこに収納するのがいいか紹介します。
収納する場所
子供服を収納する場所は、子供の年齢によってメリットが変わってきます。
赤ちゃんのころ
子供が赤ちゃんの時は、リビングに小さなチェストやかごなど置くのがおすすめです。
赤ちゃんの頃って着替えさせることが多いです。朝起きて着替えさせて、ミルクを飲ませてスタイ(よだれかけ)を替え、おむつ替えで汚れたから、汗をかいたから、と一日に何回も着替えをします。
ママは家事をしながら赤ちゃんのお世話をします。リビングにお着替えセットがあればいちいち寝室に取りに行かなくてもいいので、ママはストレスなくお世話ができますね。
自分でやりたいころ
子供が少し大きくなってくると、何でも自分でやりたい時期が来ます。その頃はシンプルな収納で子供が取り出しやすくすると、子供自ら服を選んだり着替えたり、またしまってもくれるようになりますよ。
場所はリビング、寝室どちらにもメリットがあります。
リビングでは家事をしながら慣れない子供を見守れますし、人を呼んだり自分たちがリビングをスッキリ使いたいという場合は、子供服の収納を寝室に移すのがいいですね。
小学生から
子供が小学生になったら、子供服は寝室や子供部屋に完全に移す方がいいですね。朝起きて着替えをして、と毎日の朝の支度をすべて自分でやってもらうようにしましょう。
子供服の収納のポイントとアイデア
子供が赤ちゃんを卒業して少し大きくなってくると、服の好みも出てきますよね。我が家は息子なので、世の女の子よりも服に対する主張は少ないかも知れませんが、それでもやっぱり本人のこだわりがあるんですよね。
私が出しておいた服を見て、
「え、これじゃなくてミドリの!」
「ミドリってどれ?」
「全部ミドリの!」
「。。。。?」(どれのことだか全くわからない)
こんなやり取りを繰り返していると、「そろそろ自分で出したり着替えたりやってほしい...」とゲンナリしてきます。
子供自ら服を選んでくれたら、「ママが毎日コーディネートを考えなくていい。」しかも「子供の気分じゃない服を選んだときの、もう一度取りに行く二度手間を省ける。」これは忙しい朝にかなりストレスフリーになります。
そこで、子供が自分で管理できる、上手な子供服の収納のポイントとアイデアを紹介します!
子供が使いやすく
一番大事なのは「子供が使いやすい」ということ。タンスやチェストにしても、クローゼットにしても、子供が使いにくいと子供は自分で管理できません。
「子供が簡単に出し入れできる高さ」にする、衣装ケースや箱に収納する場合は「フタをはずす」などのアイデアで、子供がグッと使いやすくなりますよ。
見える化
子供にとって、どこに何があるかひと目で見えるのはとっても重要です。「見える化」を簡単に実現するアイデアを紹介します。
細かい仕切り
子供服を引き出しに重ねて入れると下が何か見えません。なので上にある服ばかり出すか、下の服を引っ張り出してぐちゃぐちゃになってしまうんです。
そんなイライラを解消してくれるのが「細かい仕切り」です。
100均には仕切りの板が売っていますし、わざわざ買わなくても空き箱などを利用すれば、簡単に引き出しの仕切りが作れますよ。
作った仕切りに、子供の服をくるくる丸めて入れたり縦に入れれば、子供はひと目ですべての服がわかります。
ハンガーを使う
引き出しにしまうよりも、ハンガーを使えった方がより簡単に子供が自分で出し入れできますね。
我が家では試しに、上着だけハンガーで子供の高さにかけられるようにしたのですが、息子はハンガーにかけること自体が楽しかったみたいで、すぐに自分でやってくれるようになりました!
大きなクローゼットの場合、2段や3段に分けてハンガーをかけられるようにすると収納量もアップしますよ。今着る服は子供が取りやすい下の段に、今は着ないコートや服は上の段にかけます。子供も使いやすいですし、衣替えもハンガーごと上と下を入れ替えるだけでいいのでママも大助かりですよ。
ハンガーを使えるようにするアイデアもたくさんあります。
- カラーボックスの棚をはずして突っ張り棒で子供用のクローゼットをDIYする
- もともとあるクローゼットの下に突っ張り棒を付けて2段目を作る
- クローゼットの、ハンガーをかけるバーからS時フックや大きい鎖を吊るし、そこに突っ張り棒を横に刺し部分的に2段め3段目を作る
また子供の小さな靴下もペアにしてピンチハンガーに吊るしておけば、片方だけ行方不明になることもなく、全部の靴下が把握できておすすめですよ。
7分目の収納
子供服の管理を子供自身がする場合、服の量も大きなポイントです。
引き出しでもハンガーでも、量が多くパンパンの収納だと子供は出し入れできないですよね。7分目の量で少し隙間があるくらいが、子供にとっては使いやすく、見た目もスッキリです。
処分する勇気を持つ
子供服はすぐにサイズアウトしてもまだまだキレイ、思い出もある、下の子が生まれた時のために、などなかなか捨てられないんですよね。
でもサイズアウトしたものはいくらきれいな状態でも着られないですし、下の子供が生まれるまで取っておいても、「いざ出してみると黄ばんでいたりシミができていたりして結局処分した。」という声もよく聞きます。
服があふれかえる前に処分してしまいましょう。処分と言っても今はいろんな方法があります。
- 着倒したものは捨てる
- リサイクルに持っていく
- 親戚や周りの人に譲る
- フリマアプリで売る
思い出がある服などは子供と一緒に写真を撮ってから処分するというのもいいアイデアです。
処分するタイミングのルールも初めに決めておけば、「せっかくスッキリ収納したのに、またぐちゃぐちゃになっちゃった...」ということも防げますよ。
- 7分目の収納がいっぱいになってきた時に見直す
- 衣替えのタイミングで処分する
- もともとハンガーの数を決めてそれ以上増やさない
ルールを決めて守れば、スッキリきれいな子供服の収納がずっと維持できますね。
まとめ
- 子供服はすぐに増えてしまうので収納が大変
- 使いやすいように、子供の成長の段階で収納場所を変えてみましょう
- 子供服の収納は「見える化」「7分目に抑える」「処分する勇気を持つ」ことがポイント
- 子供服の収納に役立つアイテムは、「仕切り」「ハンガー」
子供服を上手に収納しているママたちは、いろんなアイデアを持っていますね。
子供服は整理することで収納もスッキリしますし、全体の量を把握できるので買い足すときの目安にもなります。無駄な買い物がなくなり、部屋がスッキリする、その上子供が自立して行動してくれるなんて一石三鳥ですよね。
フリマアプリなどを上手に使えば、捨てる罪悪感が薄れますし、ちょっとしたおこづかいも稼げるかもしれませんよ!
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