おむつからトイレへ移行するトイレトレーニングの進み具合は人それぞれです。でも、できることならつまずくことなくすんなり完了したいですよね。
初めての育児ならママもトイレトレーニングの初心者です。お店にはオマルやトイレに付ける補助便座などいろいろ売られていますが「一体何を揃えたらいいの?」とわからないことも多いです。
私も息子のトイレトレーニングの時はよくわからなかったので、周りの先輩ママに話を聞いて、我が家では「トレーニングパンツ」は使わないことにしました。実際やってみて1ヶ月でおむつが外れたのですが、トイレトレーニングが完了した今も、トレーニングパンツは買わなくてよかったなと思っています。
そこで、私と同じようにこれからトイレトレーニングを始める人へ、「トレーニングパンツ」を使わない理由と本当に必要だったものを紹介します!
赤ちゃんでもできるトイレトレーニングと、イヤイヤ期の2歳でも上手にトイレトレーニングできる記事はこちらをご覧くださいね。
Contents
トレーニングパンツを使わない3つの理由
私は「トイレトレーニングには『トレーニングパンツ』は使うもの」と先入観で思っていました。だって赤ちゃん用品売り場にもたくさん置いてますし、親戚でも使っているのを見ていたんです。
でも周りの先輩ママに聞くと「トレーニングパンツは使わなかった」もしくは「買って何回か使ったけどすぐにやめた」という人が何人かいたんです。具体的な理由を聞いて「なるほどー」と納得したので、我が家でも使わないことに決めました。
先輩ママたちが教えてくれた具体的な3つの理由を紹介します。今トレーニングパンツを買おうか買わないか考え中の人は、参考にしてくださいね。
トレーニングパンツは濡れた感覚がわかりにくい
トレーニングパンツは生地が何層にもなっています。なのでおしっこが出ても子供は濡れたという感覚がわかりにくいんです。
おむつよりはわかるけど、少しのおしっこなら何層にもなった生地が吸収してくれるので子供はあまり濡れてる感じがしない。洋服が濡れにくいと考えるとママはいいのかもしれませんが、子供のおむつを外すためのトイレトレーニングなので、子供が濡れた感覚がわかりにくいとどうしてもトイレトレーニングの進み具合が遅くなります。
また、「おむつ→トレーニングパンツ→布パンツ」となり、「おむつ→布パンツ」の間に1ステップ入ることで、トイレトレーニング完了までの労力もかかります。
トレーニングパンツでも漏れる
6層になっているものもあるトレーニングパンツは漏れにくくても、「防水」ではないんです。なので先輩ママいわく「やっぱり漏れる」とのこと。先輩ママの体験談では、「1回位のおもらしは大丈夫でも1回が限界。1回でも体制によっては何層のものでも漏れる。」とのことでした。
そんなに濡れるなら替えの枚数が必要です。何枚も買ってもトレーニングパンツはトイレトレーニングが完了した後は使わないですよね。
なので「もしかしたら1週間程度で終わるかもしれないのに、物もお金ももったいない!」という私のケチ心で我が家ではトレーニングパンツは使わないことになりました(笑)
トレーニングパンツは乾きにくい
トレーニングパンツは構造が何層にもなっているので、それゆえ洗濯が乾きにくいんです。洗濯物が乾かないのって、ママにはかなりのストレスなんですよね。また洗濯して乾きにくければ、その分予備のトレーニングパンツが必要になります。
ママはトイレトレーニングのお世話だけでもイライラしがちなのに、乾かない洗濯物や必要以上の出費は大きなストレスになります。
トイレトレーニングはママがイライラしないことがとっても大切なので、「トレーニングパンツは乾きにくい」という点も、我が家でトレーニングパンツを使わない決め手となりました。
トイレトレーニングに本当に必要なもの
トレーニングパンツを使わないことに決めた我が家で、逆にあってよかったと実感したものを紹介します。
- 息子が自分でトイレに登って便座に座るためのステップ
- トイレ関係の絵本
- ごほうびシール
我が家は息子が3歳になってからトイレトレーニングを始めました。3歳になりたてでは、赤ちゃんではないけれどまだ自分でトイレに登って座れなかったので、ちょっとしたステップを置いていました。
なんでも自分でやりたい年頃だったので、トイレに座る練習だけでも自分で座れてドヤ顔でしたよ。
絵本はトイレトレーニングを始める前から読んでいたのですが、「トイレって何をするところ?」「トイレは怖くないんだよ」ということを理解するのにとっても役立ちました。
息子はトイレが好きになったようで、開いた絵本のトイレのページに小さい人形を座らせて遊んでいましたよ。トイレの真似事を人形にさせて、息子の中でトイレが身近になっているなぁと思いました。
最後のごほうびシールは息子には一番合っていました。もともとシールが大好きだったので、トイレに行くたびにシールが貼れるとわかって進んでトイレへ行くようになりました。またシールを貼っていくと絵が完成されていく台紙だったので、息子はもっともっとと、まんまとシール作戦にハマってくれました(笑)
我が家では要らなかったもの
最後に我が家で要らなかったものを挙げると、トイレトレーニングによく使われる「オマル」や「補助便座」は我が家では使いませんでした。というのも、我が家はマンションでトイレがリビングからすぐ近く。オマルに座らせるのもトイレに座らせるのも、距離も労力も一緒だったので使いませんでした。
また補助便座は準備はしていたのですが、補助便座に座っておしっこすると、いつも足もトイレも服も濡れてしまったんです。女の子だったらおそらく大丈夫だったんだろうと思うのですが、男のだと小さい便座でちんちんと便座が近過ぎておしっこが下向きに出ないのかなと思います。息子本人も「これいらない。」と言って嫌がったので、2、3回使っただけでした。
まとめ
- トレーニングパンツは濡れた感覚がわかりにくい
- トレーニングパンツでも漏れる
- トレーニングパンツは乾きにくい
- トイレトレーニングに本当に必要なものは、「自分で座るためのステップ」「トイレ関係の絵本」「ごほうびシール」
- 我が家ではオムツと補助便座は不要だった
トイレトレーニング関係の商品はたくさんありますが、使わないものは買いたくないですよね。
子供が主役のトイレトレーニングですが、ママもストレスなく笑顔でやりたいです。
必要なものをだけ上手に準備して、ママも子供も楽しくトイレトレーニングに励みましょう。
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