せっかく作ったご飯を子供が食べてくれないと、ママはどっと疲れますよね。
- わざわざ子供用に作ったのに全くご飯食べない…
- 一歳半でイヤイヤ期が始まったのもあり、昨日は喜んで食べたメニューなのに今日は見向きもしない…
- 朝も少ししか食べてないのにランチも食べないなんて…
うちの息子もかなりの少食と偏食なので、子供がご飯を食べない時のママの気持ちはよくわかります(笑)
ご飯を食べないって、「私の時間と労力を返してー。」とも思いますし、ちゃんと食べないと大きくなるか心配になりますよね。
ママのストレスを溜めずに、子供に喜んでパクパク食べてもらうにはどうしたらいいか。少食の息子を持つ私が実践した、簡単にできる5つの方法を紹介します。
イヤイヤ期のない子はどんな子?という記事もあるのでよければ見てくださいね。
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Contents
一歳半がご飯食べない理由とは?
今までよく食べていたのに、一歳半になって急に食べなくなるのはよくあります。ご飯を食べない理由を考え、食べてくれる対策のヒントにしましょう。
イヤイヤ期でとりあえず食べたくない
二歳頃にイヤイヤ期が始まる子が多いですが、一歳半くらいから始まる子もいます。好き嫌いや食べムラに加えてイヤイヤ期が始まると、子供の機嫌でご飯を食べないということが出てきます。
イヤイヤ期では周りから指示されるのを嫌がるので、「ご飯の時間だよ。」「もっと食べて。」などママから言われるとプイッとそっぽを向いて、ご飯に手を付けなくなることがあります。
ごはんの量が多い
ご飯の量が多くてそんなにたくさん食べられない場合や、単純にその時お腹が空いていない場合もあります。ママは子供が食べないと心配になりますが、大人だって食欲にムラがありますよね。
前のご飯からあまり時間が経っていないかもしれませんし、体調があまり良くないのかもしれません。一歳半の子供でも、体が必要としていなければお腹は空かないんです。
ママのイライラでご飯が楽しくない時間になっている
忙しい中、子供用に別メニューを用意したのに食べてくれなかったり、ちょっと食べたと思ったらすぐに遊び始めたりなど、ママはどうしてもイライラしてしまいますよね。
でもママのイライラしている雰囲気や、ちょっとした口調の変化、顔の表情など、子供はよくわかっているんですよね。
ご飯の時間が楽しくないと食事に嫌なイメージが付いてしまい、「ご飯食べない!」となってしまうんです。
一歳半がご飯を食べない時にできる簡単な解決法5つ
では、どうやったら一歳半の子がご飯を楽しく食べてくれるのか、私が実際にやって効果があった方法を紹介します。
盛り付けをかわいく工夫する
子供がご飯を食べるか食べないかは見た目が大きく関係します。なので、いつものご飯にちょっと手を加えて子供のテンションを上げましょう。
「見た目をかわいくなんて、私にできるかな。」と心配になるかもしれませんが大丈夫です。料理の苦手な私でもできるグッズが100均にもたくさん売っているので、簡単にかわいく盛り付けできますよ。
ハムやチーズを動物や星型などにできる型抜き、トマトなどに刺すだけでかわいくなるピックや旗など今はいろんな種類があるので、選ぶママの方も楽しくなりますよ。
いつもお皿によそっていれば、雰囲気を変えてお弁当スタイルにするのも効果があります。同じメニューなのに、入れ物が変わるだけで食べてくれるので、盛り付けって大事ですね。
一口サイズにする
お茶碗にご飯をポンッと入れるのを、小さく丸めてお皿に盛るスタイルに変えただけでも食べてくれることがありました。全体の量は同じでもご飯をまとめて盛るのと、一口サイズに小さくしたものを並べるのでは見た目が違います。
また一口サイズにすることで、一口、もう一口と食べやすいのか、パクパク食べてくれました。
ご飯全体の量を減らす
いつもご飯を残すようなら、量が多いのかもしれません。よく食べるようになったからと量を多めにすると、食べていたことよりも残す方に目が行ってしまいがちです。
そんな時は、今までよりも少し量を減らしてみましょう。「全部食べられたねー!」と完食したという達成感を味わわせると、「自分は食べられる!」と次も食べてくれやすくなりますよ。
子供と一緒にご飯を作る
子供は、自分で作ったご飯はいつもよりもおいしく感じます。
一歳半ではご飯は作れないと思うかも知れませんが、簡単なことでいいんです。一口大にしたおにぎりに小さくちぎっておいた海苔を一緒にちょんちょんと付けたり、一緒におかずを子供のお皿によそったりするだけで、子供にとってはいつものご飯が特別なものになりますよ。
私もご飯の準備を息子に手伝ってもらっていました。簡単なしめじの房を割いてもらうだけなのですが、ご飯で出した時は指で指して「自分が作った!」とアピールしてくれました。手づかみで喜んで食べてくれましたよ。
ちょっと関わっただけで、ご飯への興味がグンと湧いてくれてよかったです。
親がおいしいと言って食べる
あまり言われないかもしれませんが、親が「おいしい、おいしい。」と言って食べていると食卓が楽しくなり、子供もたくさん食べるようになります。子供は味覚がまだ発達しておらず、その状態で親が「これはおいしくない。」「これは嫌い。」と言っていると、子供が自分で好きかどうか感じる前においしくないものだと決めてしまいます。
食べ物に興味を持たせ、「食事は楽しいもの」と教えることが食育です。みんなで気持ちよく食べられる、楽しい雰囲気を作りましょう。
一歳半がご飯食べなくてママがイライラしない方法
子供が楽しくパクパクご飯を食べてくれる方法と一緒に、自分がイライラしないようにも気を付けました。少しの工夫と心構えでイライラがグッと減りますよ。
汚しても大丈夫な状態にしておく
一歳半の子供は遊びながら食べますよね。手づかみでぐちゃぐちゃにしたりこぼしたり、テーブルや服が汚れるのを気にしているとどうしてもイライラしてしまいます。
なので長袖エプロンを着たり、ピクニックシートを敷いたりして、汚れてもいい状態にしておきましょう。
エプロンも前掛けだけではなく長袖のものであれば服も汚れにくいです。丈が長いエプロンを選べば、食べこぼしでズボンやスカートが汚れるのも防げますよ。
またピクニックシートを椅子の下に敷いておけば、ご飯が下に落ちても掃除が楽になります。子供にキレイに食べることを求めるよりも、汚れてもいいような状態にしておくと、子供も好きなように食べられて、ママもイライラしないのでいいですよ。
ご飯食べない時期と割り切る
その時々でご飯を食べない時もあれば、もりもり食べる時もあります。特に一歳半くらいの小さい子供は、今日食べなくても1週間のトータルでご飯の量や栄養が足りているかを考えればいいそうです。
私も息子が少食なので心配していましたが、確かに食べる時もあれば「どうしたの?!」と思うくらい食べる時もありました。また、先輩ママから「心配しなくても、小学校高学年にもなったら『お腹すいたー!ご飯まだー?!』と言われるようになるよ(笑)」と言われました。
それからは少しくらい食べなくても、「背も伸びているし大丈夫。また食べるようになるだろう。」と割り切るようにしたら、私のイライラや心配も減りました。
まとめ
- ピックや旗で盛り付け方をかわいくする
- ご飯を一口サイズの食べやすい大きさにする
- ご飯の全体量を減らして完食する達成感を味わわせる
- 子供と一緒にご飯を作る
- 親がおいしいと言って食べる
- ママがイライラしないように、汚れてもいい環境づくり、またのんびり構えることも大事
今まで食べていたのに食べなくなったり、周りのお友達がモリモリ食べていると、つい比べてイライラしたり心配になったりしますよね。
でも子供もお腹が空いたら食べます。ある程度食べて遊びだしたら下げてしまって大丈夫です。一歳半でも、「ご飯食べないと下げられる」と学習すれば、お腹が空いている時は遊ばずに食べるようになりますよ。
忙しいママでも簡単にできる方法で、疲れるご飯の時間を楽しい親子のコミュニケーションの時間に変えましょう。