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完母の子を預ける時はどうしたらいい?ミルクの量はコレが正解!

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おっぱいの出が良さそうだったら、このまま完母で育てたいというママが多いんじゃないでしょうか。でもママも結婚式や他の用事で、どうしても赤ちゃんを誰かに預けないといけない時も出てきます。普段完母で育てていると、人に預ける時はどうしたらいいかわからないですよね。

「完母で育てているのに、私が用事をしている間はどうしたらいいんだろう?」
「預ける時だけミルクにするとしたら、ミルクの量はどのくらい?」

そんな疑問を持つママへ、完母で育てている赤ちゃんを人に預ける時の方法と、ミルクの量を紹介します。

これで安心してママの用事ができますよ。上手に預けて、ママも自分の時間をエンジョイしましょう!

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完母で育てている子を預ける時はどうしたらいい?

完母の子を預ける時の方法

普段完母で育てている子を誰に預ける時の方法はいくつかあります。

  • 時間が短ければ、預ける前におっぱいをあげておき、帰ってきたらすぐまた授乳する
  • 母乳を搾乳して、赤ちゃんと一緒に預ける
  • 預けるときだけミルクにする

預ける時間が短い時は、預ける直前にたっぷりおっぱいを飲ませて、念の為ミルクを準備するくらいでいいですね。

またおっぱいを搾乳して冷凍しておき、一緒に預けるという方法もあります。今は搾乳した母乳を冷凍するパックも売っていますよ。

あとはミルクをあげる方法です。預ける時だけおっぱいをお休みして、ミルクをあげます。

完母の子を預ける時のポイント

「いつもはママがおっぱいをくれるのに、今日はなんだか様子が違う。。」赤ちゃんって何もわかっていないようで、ちょっとした変化にすごく敏感なんですよね。

下のポイントを押さえて、赤ちゃんにもママにもなるべく負担にならないようにして預けましょう。

ポイント1:哺乳瓶に慣らしておく

赤ちゃんを預ける時は哺乳瓶で飲むことになります。普段完母だと、赤ちゃんは馴染みのない哺乳瓶に戸惑うかもしれません。

哺乳瓶はおっぱいとは乳首の形が違って嫌がることもあるので、時々哺乳瓶で慣らしておくのがおすすめです。「なるべくミルクじゃなく完母で育てたい。」という人は、搾乳して哺乳瓶であげれば大丈夫ですよ。

ポイント2:預ける人にきちんと説明しておく

普段赤ちゃんのお世話をしている人にはなんでもないことでも、たまに預けられる人にはさっぱりわからないこともあります。

  • 冷凍の母乳の解凍方法
  • 哺乳瓶の向き
  • ミルクの作り方
  • ゲップのさせ方

ミルクの作り方は缶の裏に書いてありますが、粉だけ別の容器に入れて預ける時もありますよね。ミルクの準備や冷凍の母乳の解凍方法など、預かってくれる人がすんなり赤ちゃんに授乳できるよう、はじめにきちんと説明しておきましょう。

また哺乳瓶によっては乳首の形でどこを上向きにしてあげるなど決まっているものもあります。間違ってあげると赤ちゃんは飲みにくいので、あげ方にも注意が必要な時ははじめに伝えておけばいいですね。

授乳の後のゲップも重要です。月齢によっては自分で動いてゲップできることもありますが、自分で上手にゲップできない場合は、「いつも肩に乗せるようにしているよ」、「この子は座るようにして背中をさすられるのが好きだよ」など、普段どんなふうにしているかを預かってくれる人に伝えましょう。

私の周りでも、仕事復帰が早く、日中は他の人に赤ちゃんをみてもらっていた友達がいます。友達はおっぱいがよく出ていたので、搾乳して冷凍しておいた母乳を赤ちゃんと一緒に預けていましたよ。

その友達によると、保育士の方から「冷凍の母乳を解凍する時は、お湯などに浸けるのではなく、流水を当てて解凍すると母乳が分離しない。」と聞いたそうです。なのでお世話してもらう人にも解凍方法を説明して、社会復帰した後も完母で育てていましたよ。

ポイント3:外出に搾乳機を持っていく

預けるタイミングや預ける時間の長さによって、外出先で搾乳したほうがいい場合があります。母乳がたくさん出るママや、普段しょっちゅう赤ちゃんにおっぱいをあげているままは、すぐにおっぱいが張ってくるかもしれません。

おっぱいが張るとジンジンと熱を持ってきます。おっぱいが張ってくると、不快なだけでなく、おっぱいがつまってしまうこともあります。乳腺炎などになる恐れもあるので、帰るまでにしぼった方がいいなという場合は外出時に搾乳機を持っていけば安心ですね。

普段は完母の場合、預ける時の1回のミルクの量は?

普段完母の場合は、赤ちゃんが飲みたい時に飲みたいだけあげている人がほとんどだと思います。これは母乳は消化が早くすぐにおお腹が空くからなのですが、では預ける時だけミルクにする場合はどれだけあげればいいんでしょうか?

預ける時だけミルクをあげる場合も、あげ方によってミルクの量が変わります。

一回の授乳をすべてミルクにする場合

ミルクの量は缶に適量が書かれています。預けている間の授乳をまるまるミルクにする場合は、缶やパッケージの量を確認してあげてくださいね。

足りない分だけミルクを追加する場合

母乳を用意しておいて、足りないようなら足りない分だけミルクを追加する場合は、ミルクの缶に書いてある量の半分くらいの量を作ってあげてみてください。

お腹が空いていれば飲みますし、いっぱいになれば赤ちゃんも飲みません。ちょこちょこ預ける機会があるという場合は、一度試してみて、次の授乳まで時間が開くようなら次回はミルクを少なめにするなど調節してくださいね。

完母の子にミルクをあげる時の注意点

「普段は母乳で、預けるときだけミルク」など、ママの希望通りになってくれればいのですが、そう簡単には行かない場合もあります。完母の子にミルクをあげる時の注意点としていくつか紹介します。

  • おっぱいに慣れていてミルクを飲んでくれない
  • 哺乳瓶やミルクを好きになり、おっぱいを嫌がる
  • ミルクの頻度が多くなるとおっぱいが作られなくなる

おっぱいが好きな子はミルクの味を嫌がったり、ミルクの味を気に入ると逆におっぱいを飲んでくれなくなる子もいます。また哺乳瓶の乳首は、おっぱいのように頑張って吸わなくても飲めるようになっているので、飲む力がまだ付いていない赤ちゃんは、簡単に飲める哺乳瓶を好きになる子もいます。

またおっぱいは飲ませないと体が「もうおっぱいは必要ないんだ。」と思って、おっぱいを作るのをやめてしまうんです。なので、ミルクをあげているうちにおっぱいが出なくなることがあります。

母乳育児とストレスの関係についてはこちらの記事をご覧くださいね。

ストレスが母乳育児に影響!ママと赤ちゃんが笑顔になるためにできること

完母で育てていた私のミルク授乳体験談

私の息子は産まれた時、舌の裏の筋が舌の先まで付いている舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)だったんです。赤ちゃんはおっぱいを飲む時に、舌を伸ばして口いっぱいにおっぱいを含んで飲むのですが、息子は舌の裏の筋が舌の先まで付いているため舌を出せずおっぱいが飲めませんでした。

出産後ちょっとして産院で筋を切ってもらったのですが、赤ちゃん自身で舌を出す訓練をしないといけなく、おっぱいを飲めない分はミルクや搾乳をした母乳を哺乳瓶に入れてあげていました。でも私はできるなら完母で育てたかったので、このまま哺乳瓶の方が好きになるんじゃないかとかなり心配だったんですよね。

なので「ピジョン母乳相談室(乳首SSサイズ)」を使いました。母乳相談室は母乳哺乳に移行するトレーニングのための哺乳瓶で、SSサイズの乳首はおっぱいに一番近いと言われています。なので、頑張って吸わないと飲めないようになっているんです。

母乳相談室で飲ませていたからか、その後はおっぱいでも上手に飲めるようになり、結果私の希望の完母で育てられました。

また、完母だと痩せるって聞いたことはありませんか?なのに「産後の体型がヤバイ!」という人もいますよね。完母なのに痩せない原因と簡単にできるダイエットはこちらをご覧ください。

2人目は痩せないってホント?完母で痩せない原因と簡単ダイエット紹介

まとめ

  • 普段完母の赤ちゃんを人に預ける時は、預ける前におっぱいをたっぷりあげたり、冷凍しておいた母乳やミルクを一緒に預けましょう。
  • 預ける時だけミルクにする場合は、一回の授乳をまるまるミルクにするなら間に書いてある適量をあげてください。冷凍した母乳をメインで、足りない分だけミルクにする場合は缶に書いてある量の半分くらいを作って様子を見てみましょう。
  • 普段完母の赤ちゃんでも、たまに飲むミルクの方が好きになる場合もあるので、完母で育てたい人は注意が必要。

どうしても人に預けないといけない時はほとんどなくても、1回や2回は預けることが出てきます。上手く預けられれば、ママの一人時間も充実できるので気分転換にもいいですよね。

ただ赤ちゃんには普段と違う環境になるので、「ミルクと哺乳瓶を全く受け付けてくれず、誰にも預けられない」「完母で行くつもりが完ミになった」など、思うように行かないこともしばしばあります。

赤ちゃんの好みもありますし、「絶対こうでなくちゃいけない!」という思いは捨てて、赤ちゃんとママの折り合いをつけながらやっていきましょう。

後になると、いろんなことが良い思い出になりますよ。

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