子供が大きくなってくると、そろそろ自転車を買ってあげようかなと考える人は多いですよね。
我が家ももうすぐ4歳の息子がいるのですが、本人が自転車に興味を持っているのでそろそろ自転車デビューかなぁと思っています。でも、初めての子供自転車は、どのサイズを選べばいいのか迷います。そもそも4歳で自転車がまだ早いのか、もう乗り始める頃なのかもサッパリわかりません。
正直、今住んでいる香港では日常的に自転車に乗ることはないので、買っても週末にレクリエーションとしてたまに乗るくらいだと思います。
でも自転車って、子供の成長にすごく関わるものだと思うんです。今までやったことのないことにチャレンジして、苦戦しながらも何とかステージをクリアしていく、そして乗れた時の達成感。それを子供に体験してほしいんですよね。ですし、自転車って純粋に楽しいですしね。
なので息子の自転車デビューに向けて、子供自転車について調べてみました。
私と同じように、「そろそろ子供に自転車を買ってあげたいけど、適正サイズがわからない」という人へ、子供自転車のサイズの目安を紹介します。子供が大きくなってきた時の、自転車のサイズアップの目安にもなりますよ。
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Contents
何歳で子供に自転車を買ってあげる?
息子は2歳過ぎからスクーター(キックボード)に乗っています。その頃は周りのお友達を見ても、スクーターかバランスバイクに乗っている子が多かったです。
スクーターは立ち乗りなので乗れるか心配しましたが、初めから上手にバランスを取って乗りこなしてました。バランスバイクはストライダーが有名ですね。ペダルなし自転車で、足で地面を蹴って進むのでスクーターよりも乗りやすいのかなと思います。
ただ、息子はお友達のストライダーを貸してもらった時に、車体が重かったのかよろけてしまい、購入の時に本人がスクーターの方がいいと言ったのでスクーターから始めました。
調べてみると、2歳から乗れるサイズの自転車もあるようです。でもやはりまだ上手に乗れず危ないので、補助輪や手押し棒が付いています。
「いずれ自転車に乗るんだから初めから自転車に慣れたほうがいい」と思う人もいるかも知れませんが、やはり子供の成長のステージに合ったものが子供も乗りやすく楽しめるようですね。
私の周りでは、スクーターやバランスバイクを経て、3歳のプレゼントで補助輪付きの自転車を買ってあげたという人が多かったですが、小学校入学時に買ってあげたという人もいました。
子供が何歳になったら自転車を買ってあげるかというのは、各家庭でバラツキがあるようです。
子供の自転車サイズの目安は?
子供の自転車サイズってよくわかりませんよね。自分の子供の頃を思い返しても遠い昔のことで、全然覚い出せません(笑)
調べたところ、一番小さい自転車は一般的に12インチから売られていて、2才くらいから乗ることができるようです。
よくあるサイズ表は年齢が入っているものが多いですが、「一般社団法人 自転車組合」のウェブサイトでは年齢が入っていませんでした。どうしてかというと、自転車を選ぶ時のポイントに関係があるようです。
次は子供の自転車を選ぶ時のポイントを紹介します。
子供の自転車を選ぶ時のポイントは?
子供の自転車サイズを選ぶ時に、実は年齢はあまり関係がありません。年齢よりももっと重要なポイントがあるんです。
親としては大きめのサイズを買って、出来るだけ長く乗って欲しいと思うかもしれません。でも子供自転車を選ぶポイントを無視して大きい自転車を買っても、子供は乗りにくいので楽しくないです。
楽しくないと子供は乗りませんし、乗らないとせっかく買ったものもホコリを被って忘れ去られるだけ。また子供の体に合ったサイズの自転車に乗ることは、怪我の防止や自転車の上達にもつながるんです。
では慣れない自転車を安全に楽しく乗るために、何に気をつけて子供の自転車を選べばいいのでしょうか。
子供の年齢よりも身長にあわせる
サイズの目安にもありますが、子供の年齢ではなく、子供の体の大きさに合わせて自転車を選ぶことがポイントです。ですが、身長は同じくらいでも、手足の長さや体格は個人で違うので、サイズはあくまでも目安になります。
また、自転車のメーカー、一般の自転車やマウンテンバイクなどの車種によっても目安は微妙に変わるので注意しましょう。
両足がしっかりつくサドルの高さ
自転車のサドルは高さを調節できますよね。サドルにまたがって、両足が地面にしっかりとつくかをチェックしましょう。
いろんなサイトで、「つま先がつけばOK」とありますが、つま先がつくくらいでは危ないです。初めての自転車では子供はまだブレーキも上手に使えません。止まる時にはバランスバイクのように足で止めることが多いので、つま先がつく程度だと、ぐらぐら不安定になりとても危険なんですよね。
サドルの高さを調節して、両足がべったりつくか必ず確認しましょう。
自転車のハンドル
自転車の車種によって、ハンドルの形も違います。真っ直ぐなもの、湾曲しているもの、幅が広いものなどいろいろです。
ハンドルの形が子供に合っていないと、自転車自体のコントロールが難しく、グラついて危ないですよね。またブレーキはハンドルに付いているので、ブレーキの握りやすさにも関係してきます。
マウンテンバイクなどは、ハンドルがまっすぐで幅が広いですよね。ハンドルの幅が肩幅よりも広いと、少し左右に振るだけで方向が大きく変わってしまいます。まだ慣れていない頃はぐらぐらしやすく扱いにくいので、初めての自転車の場合は、一般のママチャリのようなタイプのハンドルがおすすめです。
自転車の値段
いろんなお店を見ていると、自転車でも1万円から3万円以上など、結構値段に違いがありますよね。
パーツや素材など、しっかりと耐久性のあるものはそれなりの値段がし、反対に安い自転車は、安い素材のパーツを使っていて安いなりの理由があるようです。
値段は高ければ高いほどいいというものではありませんが、あまりにも安いものは、お店の人に他の自転車とどこがどう違うのか、安全性は大丈夫なのかなどをしっかり聞いてから決めましょう。
自転車安全基準「BAA」
自転車安全基準「BAA」は、一般社団法人 自転車協会によって定められた自転車の安全基準です。
フレーム強度やライトの明るさ、反射板の性能などをチェックし、基準をパスした自転車には「BAA」のマークが貼られます。BAAマークは国内メーカーだけでなく、一部輸入車も対象となっていますよ。
安全な自転車を選ぶ基準の一つとして、BAAマークも1つのポイントになりますね。
子供の自転車は必ずお店で試してから
両足がしっかりつくか、車体の重さは子供でもコントロールできる範囲かなどは、実際にお店に行ってみないとわかりません。インターネットでも買える時代ですが、子供の安全を考えると子供と一緒にお店へ行って、しっかり試してから購入することをおすすめします。
デザインや色もネットの画面だけではわからないこともあります。お店に行けば実物をみられるので、子供が自分で見てお気に入りを選べますね。
またちょっとした疑問に、お店の人からプロのアドバイスをもらえるのもいいですね。
自転車に乗る時の子供を守るアイテム
初めての自転車ではたくさん転ぶことが予想されますよね。補助輪付きであっても左右に曲がる時に急に曲がりすぎたりしてバランスを崩すことがよくあります。そして補助輪を外すときは、なおさらバランスを取るのが難しくて転びますよね。
自分が子供の頃はトラウマになるほど怖かったという記憶はありませんが、側で見ていた両親は相当ドキドキハラハラしていたと思います。
自転車で転倒すると大きな怪我をしかねないので、子供の身を守るアイテムも準備することをおすすめします。
- ヘルメット
- グローブ
- サポーター(肘あて、膝あて)
ヘルメットは必ずしましょう。いろんな形や柄、色があるので、子供の好きなものを用意すれば、嫌がらずに被ってくれますよ。
あごひもの調節の仕方や、どれくらいのフィット感が適切なのかもお店で見てもらえばわかりやすいですね。
ヘルメット以外のグローブやサポーターは必要に応じて準備しましょう。冬は長袖長ズボンで体が覆われていますが、夏は半袖半ズボン、スカートが多いです。夏は特に肌を露出しているので、転倒した時にぶつけたり擦りむいたりしないようにできればサポーターも使ったほうが安全ですね。
子供自転車のサイズアップ
子供が自転車を乗り出してしばらくすると、「そろそろ大きい自転車に買い替えたほうがいいかな?」と、サイズアップを考える時がきます。
一般的なサイズアップのタイミングと、どれくらいサイズアップすればいいのか紹介します。
サイズアップのタイミング
サイズアップのタイミングは大まかに3つあります。
- 子供の体が大きくなった
- 自転車が古くなってきた
- 周りのお友達が新しくかっこいい(かわいい)自転車に乗り換えた
1番多いのはやはり「子供が成長して大きくなった」というものです。窮屈な自転車に乗っているとペダルもハンドルも扱いにくいですし危ないです。見ていても自転車が小さそうとわかるので、このタイミングでサイズアップを考える人が多いようです。
自転車が古くなったというのは乗り換えのタイミングですね。壊れている、壊れそうな自転車に乗り続けるのは危険なので、乗り換えのタイミングでサイズアップを考えるようです。
また、子供もお友達の影響は大きいです(笑)今までのかわいい自転車から、マウンテンバイクのようなかっこいい自転車にお友達が乗り換えたら、それを見た子も欲しくなっちゃいますよね。
私も友達に影響された思い出があります。初めての自転車はキティちゃんが付いた赤色のかわいらしいものだったのですが、周りの友達がその頃流行っていたパステルカラーの車体で、タイヤに特徴のある自転車に替えたんです。私もすぐに影響されて、次の誕生日に買ってもらいました(笑)
どれくらいサイズアップすべき?
「サイズアップは急に大きくして危なくないかな。」と心配になりますよね。いきなり大きくすると子供も怖がってしまいます。
子供の成長にはバラツキがあるので、「友達が何インチに替えたから。」とだいたいで決めるのではなく、サイズアップの時も、必ず足がしっかりつくか、ハンドルは子供の体格にあっているかなど、お店で試してから決めましょう。
まとめ
- 初めての自転車がいつかは、家庭によってバラバラ
- 子供の自転車サイズの目安は一応あるが、個人の体の大きさや自転車の機種によって変わってくるので注意が必要
- 子供の自転車を選ぶ時のポイントは、サイズは身長にあわせ両足がしっかり地面につくことが大事。自転車の値段や「BAA」マークの有無も含めて実際にお店へ行き、試してから決めることがポイント
- 自転車以外に子供のみを守るヘルメットやサポーターなども準備しましょう
- いろんな理由で子供自転車のサイズアップを考える時が来るが、サイズアップの際も必ず店頭で試してから購入しましょう
子供自転車の適正サイズはあくまでも目安です。実際に試して子供にピッタリの自転車を見つけましょう。
サイズが合っていれば安全ですし、子供も乗りやすいです。喜んで乗ってくれると親としても「買ってよかったー」と嬉しくなりますよね。
楽しく乗れれば、転んでも子供は挫折しにくいですし、上達が早くなります。「自転車に乗れた!」という達成感は、子供の大きな自信になりますね。
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