子供が遊ぶおもちゃは清潔にしておきたいですよね。そして、できれば簡単に掃除したい(笑)子供はお風呂で遊ぶのが大好きですが、お風呂で使うおもちゃの中には、外は乾いていても中にお水が溜まるものもあり、放っておくと実はすっごく汚いんです。
我が家にもアヒルや恐竜の、にぎったら中のお水がピューッと出る柔らかいおもちゃがたくさんあります。そして子供がピューッとしたら、中から黒いカスのようなものが出てきたことがあってビックリしました。
そんな洗いにくいお風呂のおもちゃ掃除はつけ置きがおすすめです!そして、重曹やオキシクリーンなどいろんな洗剤がある中で、お風呂のおもちゃ掃除にピッタリのつけ置き洗剤も紹介します。
楽にきれいをキープして、子供の安全を守りましょう。
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Contents
お風呂のおもちゃ 汚れの原因は?
お風呂のおもちゃは、遊んだ後もお風呂場においておくと、白っぽくなったりピンクのヌメリがついたりします。これはお風呂場で使う、シャンプーや石鹸などの石鹸カス、また濡れたまま放置されてつく水垢が原因です。
お風呂場は温かく湿度があるので、汚れをほうっておくと黒い点々やシミのようなカビが生えてしまうんです。
気がついたら黒っぽく汚れているお風呂のおもちゃはどんなふうに掃除すればいいんでしょうか。簡単で安全な方法を紹介します。
お風呂のおもちゃ 掃除はつけ置きが簡単!
お風呂のおもちゃはいろいろありますが、その中でも厄介なのが中に水を入れて水鉄砲のようにピューッとと水を出すものです。手軽な値段でかわいいものがたくさんあるので、お家にある人も多いと思います。
でもこのおもちゃ、中をゴシゴシ洗えないんですよね。中に水が溜まったまま置いておくと、カビやヌメリがついてしまいます。
そんなおもちゃの掃除にはつけ置きがおすすすめ。おもちゃの内側はゴシゴシ洗えないので、洗剤を溶かした液をおもちゃの中に吸い込んでつけ置き洗いできれいにしましょう。
つけ置きなので、ママの手間もかからないのもいいですよね。
何でつけ置きすればいい?
今はいろんな洗剤がありますよね。重曹、オキシクリーン、クエン酸、ハイターなど、どの洗剤がお風呂のおもちゃのつけ置き掃除に向いているか紹介します。
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おもちゃのつけ置き掃除「重曹」
重曹は換気扇や電子レンジ、浴室のカビ取りなどいろんな場所で使えます。100均にもあるので、簡単に手に入れることができますよ。
《使い方》
1.水1リットル:重曹大さじ3の割合で重曹水をつくる
2.おもちゃを入れて20-30分つける
3.スポンジなどで汚れをこする
4.きれいなお水ですすぐ
重曹のつけ置き掃除は、まず洗面器などの容器に、水1リットルに対して重曹を大さじ3杯ほどを目安に混ぜ合わせます。その中におもちゃを入れて20-30分つけ置きします。この時、中を洗えないおもちゃは、水をおもちゃの中に吸い込んでおきましょう。
20-30分経ったら、スポンジやブラシで表面の汚れをこすり落としましょう。中の重曹水はしぼり出して、新しいお水で何度か吸って出してを繰り返し、中で浮き出た汚れを出しましょう。
洗面器に入らない大き目のおもちゃも一緒につけ置きする場合は、ベビーバスや浴槽を使ってつけ置きすると、たくさんのおもちゃも1度に掃除できます。また、ベビーバスや浴槽も一緒にきれいにできるのでおすすめですよ。
重曹は料理にも使えるので、小さい子供のおもちゃ掃除に安心して使えますね。ですが、重曹は弱アルカリ性なので、薄めずペースト状で使う場合は、肌が弱い人は手が荒れないようにゴム手袋をしてくださいね。
おもちゃのつけ置き掃除「オキシクリーン」
浴槽を使って、オキシクリーンでお風呂のフタやシャワーヘッド、洗面器などをつけ置きするのが流行っていますよね。子供のおもちゃも一緒につけ置きして、掃除の手間をかけずにきれいにしちゃいましょう。
《使い方》
1. 浴槽に熱めのお湯を入れ、付属のスプーン5杯くらいオキシクリーンを入れる
2. オキシクリーンが溶けるようによく混ぜる
3. おもちゃを入れて数時間つける
4. スポンジなどでこする
まず浴槽に熱めのお湯を少しため、オキシクリーン付属のスプーン5杯くらいを入れて溶かします。その後お湯を浴槽半分くらいまで足してよく混ぜます。
おもちゃを入れて、できるだけ全部が浸かるように洗面器などをかぶせて重しをします。数時間置いてよくすすぎ、スポンジなどでこすり洗いしましょう。夜お風呂に入った後、1晩つけ置きして翌朝洗うとピカピカになりますよ。
この時、残り湯を使う場合は、追い焚きをしたり熱いお湯を足したりして、45℃くらいにするのが汚れをよく落とすポイントです。また入浴剤が入っていると汚れが効率的に落ちないので、入浴剤を入れた残り湯は使わないようにしましょう。
浴室のものだけでなく、黄ばみが気になる衣類やシーツなども入れると一緒にきれいにできるので、手軽に家事がはかどっておすすめですよ。
おもちゃのつけ置き掃除「クエン酸」
クエン酸は柑橘類、梅干し、お酢などにも含まれます。 体に優しい成分でできているので、子供のおもちゃ掃除に安心して使えます。
《使い方》
1. 浴槽の残り湯にクエン酸1カップを入れる
2. クエン酸が溶けるようによく混ぜる
3. おもちゃを入れ数時間つける
4. スポンジなどでこする
浴槽の残り湯にクエン酸を1カップ入れて混ぜ、おもちゃを入れてつけ置きします。数時間おいた後、スポンジなどでこすれば簡単に汚れが落ちますよ。この時、洗面器やお風呂の椅子なども一緒に入れてつけ置きすると1度にピカピカにできるので手間がかからずいいですね。
クエン酸は、重曹と同じように100均やドラッグストアで手に入れることができますよ。
おもちゃのつけ置き掃除「ハイター」
カビをきれいにするにはキビキラーなどの塩素系漂白剤が効きますよね。でも子供がお風呂で遊ぶおもちゃは、子供が口に入れることを考えるときつい漂白剤を使うのは気になる人も多いんじゃないでしょうか。
ならばキッチンハイターを使うという手もあります。成分的にはカビキラーのような強力な漂白剤とあまり変わらないそうですが、気持ち的にまだマシという人はキッチンハイターがおすすめです。
《使い方》
1. ハイターの裏面にある割合でハイター消毒液をつくる
2. おもちゃを入れて10分ほどつける
3. きれいなお水でよくすすぐ
バケツなどに各ハイターの裏面にある容量を守ってハイター消毒液を作ります。そこへおもちゃを入れ、水を入れたペットボトルなどで重しをします。10分ほど経ったらよくすすいで乾かします。
おもちゃの黒ずみがすでについてしまっている場合ば完全に黒ずみを取るのは難しいかもしれませんが、消毒という点で普段から使える掃除方法です。ただ、塩素系の漂白剤はおもちゃの色を落としてしまう場合があるので、注意して使いましょう。
関連記事:おもちゃの消毒の頻度は?いつまでやればいいの?答えはこうだった!
お風呂のおもちゃ 汚れの予防方法
お風呂のおもちゃは湿気でどうしてもカビが生えやすくなります。遊び終わったらできるだけ水気を切って、拭くか、風通しのいいところで乾かしましょう。乾かす時は、置いて乾かすとどうしても置いて接触している下の面が乾きづらくなるので、ネットやかごに入れて吊るして乾かすのがおすすめです。
1度カビが生えて黒ずんでしまうと、完全にきれいにするのはなかなか難しいので、カビが生える前にちょこちょことつけ置き洗いをして、日頃から汚れの予防を心がけましょう。
お風呂のおもちゃ 汚れが取れない時は?
「お風呂のおもちゃはつけ置きが簡単」と言っても、私はそれ以上にズボラです!
「おもちゃの底ががヌルヌルしてるな~。」と思っても、ついつい「うん、明日掃除しよう!」とその日は見てみぬふりをして、その「明日」がなかなかやって来ない。。。
簡単な掃除法でも、こまめに掃除することが大事でも、頭ではわかっていても体が動かないんです。ただのズボラですが、でもやっぱり疲れてる時もありますよね。
そして目にするおもちゃのカビ。「そろそろ掃除しないとヤバいかな」と思ってするんですが、きれいに取れるものと、どうしても取れないものがあります。どうしても汚れが取れない時はどうするか?
ズバリ、捨てましょう!
やはりカビが生えたままのおもちゃで遊ぶのは、衛生上安全でないですよね。子供はバイ菌など目に見えないので、汚いとわからずおもちゃを口に入れてしまいます。我が子はカビが生えていても、気にせず遊んでいました。
なので、我が家では何をやっても汚れが取れないおもちゃは、思い切って捨てることにしています。そのため、お気に入りのおもちゃはこまめに掃除し、あとは捨ててもいいもので遊ぶようにしています。
捨ててもいいおもちゃってないように思いますが、子供って高いお金を出したものでなくても、結構楽しく遊んでくれるんですよ。
最後に、捨てても罪悪感を感じにくい、でも子供も喜んでくれるおすすめのアイテムを紹介します。
おすすめのお風呂のおもちゃ
お金を出して買ったものを捨てるのはもったいない気がしますよね。そんな時に我が家で人気だったアイテムが下にあるものたちです。
- 水風船
- ガチャガチャの丸いケース
- ペットボトル
- ヤクルトの容器
- 発泡スチロールのお皿
水風船は100均で100個入り100円などで売っています。水風船ってビニールプールなどで遊ぶことが多いですが、お風呂で遊んでももちろん楽しいです。お風呂なので割れて濡れる心配がないのもいいですよね。
水風船はプニョプニョの感触がおもしろく、息子は大好きです。すぐに割るかと思いきや、大事に何日も遊んでいるので、コスパはかなりいいと思います。
次はガチャガチャのケースです。ガチャガチャのケースには小さな穴が空いていて、お水がその穴から出てくるのがおもしろいですよ。
同じくお水を入れて遊べるのがペットボトル。そのまま遊んでもいいですし、キリなどで穴を数カ所開けて遊んでも楽しいです。
また、子供が小さい時によく遊んでいたのがヤクルトの容器(笑)サイズがこぶりなので、小さい子が片手で持つのにちょうどいいんですよね。自分で持ってジャーっとお水を出したり、何箇所か穴を開けておいたらシャワーのようにしてよく遊んでいましたよ。
あと普段の生活で結構たまるのが発泡スチロールのお皿。お刺身やお肉などを買ったらついてきますよね。発泡スチロールは、水で濡らせば浴槽の壁にピタッと貼り付くんです。
準備は好きな形に切るだけでOK。お皿が白色なら好きな形に切ったものに油性ペンで色をつけてもいいですし、子供の好きなキャラクターを書いたら立派なお風呂のおもちゃになりますよ。
食べ物の容器を使う時は、洗ってきれいにしてから使ってくださいね。またキリなどで穴を開ける時は、必ず大人がやって、ケガをしないように気をつけましょう。
ガチャガチャのケースやペットボトルなど、生活の中で出てくる物をうまく使えば、節約にもエコにもなりますよ。
まとめ
- お風呂のおもちゃ掃除はつけ置きが簡単
- 重曹、クエン酸でのつけ置きは、子供にも安全な成分で安心
- オキシクリーンのつけ置きは浴槽を使えば、浴室のイスやシーツなど、おもちゃ以外も一緒にきれいにできて一石二鳥
- ハイターは日頃のおもちゃの消毒に便利
まだ大丈夫かなと思っているうちに黒ずんでいるお風呂のおもちゃ。子供が遊んでいる時に黒いノリみたいなものが出てきて、慌てて掃除なんてこともありますよね。
理想は日頃からこまめに水気を切って乾燥させ、カビやヌメリがつかないように予防することです。でも毎日なんて大変だし、ついつい後回しにしてしまうかもしれません。そんな時はお風呂掃除と一緒につけ置き洗いをして、家事の負担を減らしながら子供のおもちゃもきれいにしましょう。
子供にも安全な洗剤を使えば、安心してお風呂で遊べますね。