離乳食9ヶ月頃の後期の赤ちゃんが、ご飯を食べている最中に急にえずくことはありませんか?
楽しく食べていたのにオエッとえずくと、「どこか悪いのかな?」、「お医者さんに診てもらったほうがいいのかな。。」と心配になるママもいるんじゃないでしょうか。えずくことがちょくちょくあると、ママは離乳食をあげるのも怖くなってしまいますよね。
そこで、離乳食9ヶ月頃(後期)の赤ちゃんがえずく原因と対策方法を紹介します。赤ちゃんがえずいて不安なママも、原因と対策方法を知れば、大きく構えて離乳食をあげられますよ。
毎回の離乳食がもっと気楽で、楽しい時間になればいいですね。
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Contents
離乳食9ヶ月(後期)でえずく原因は?
食べるのに慣れてきたと言っても、離乳食9ヶ月頃の後期では、赤ちゃんはまだまだモグモグ、カミカミと練習している時期。いろんな理由でオエッとえずいてしまいます。
そこで、離乳食9ヶ月頃の後期の赤ちゃんがえずく原因を詳しく紹介します。
食材の大きさ・固さが合っていない
離乳食を進める時、食材の固さや大きさが目安になりますよね。離乳食9ヶ月頃の後期では、赤ちゃんはカミカミを練習する時期。
でも急に食材が前より大きくなったり固くなると、赤ちゃんは今までのようにゴクッと飲み込んだ時に喉に引っかかることがあります。離乳食後期と言っても、赤ちゃんはまだまだ食べる練習をしている段階なので、大きさや固さが合わないと食べづらく飲み込みづらくなります。
口に入れる量が多い
私は娘が大きな口を開けてくれると、ついつい嬉しくなり、スプーンひとさじの量が多くなることがありました。また娘自身も、よく口にたくさん詰め込んでモグモグしていたので、「お、ひとさじの量多めにしてもイケるな。」なんて思っていました。
でもそうやって調子よく食べていると思ったら、急に「オエー!」とえずくんです。吐きはしないもののえづくのは、やはり口にたくさん入れすぎるのが原因だと思います。
食べるペースが速い
離乳食は赤ちゃんのペースで食べさせていますか?
休みなくスプーンを口に持ってこられると、赤ちゃんは口を開けてパクっと口に入れても、食べることに忙しくなり、えづいたり吐きやすくなってしまいます。
赤ちゃんが食べるペースとママが食べさせるペースが合っていないことが、えずく原因の場合があるんですね。
食材が受け付けない
大人でも嫌いな食べ物を食べろと言われたら、体が受け付けず、拒否反応としてえずくことがありますよね。赤ちゃんも同じ。
「食べなきゃダメ!」と言われて、頑張って食べようとしても、苦手な食材はどうしても飲み込みづらくなります。
私の息子は納豆がダメでした。納豆が好きな赤ちゃんが多いとネットで見ていたので、パクパク食べてくれるのを期待していたのですが、食感や味覚に敏感な息子は受け付けなかったようで、口に入れたらすぐに「オエッ!」とえづいてしまいました。
お腹がいっぱいになっている
お腹がいっぱいなのにまだ食べ続けていると、どうしてもえづきやすくなります。
赤ちゃんって、スプーンを口へ持ってこられると反射的に口を開けるんですよね。食べることが大好きな赤ちゃんなら、自分でお腹がいっぱいになっていると気づかないまま、差し出されるご飯は食べようとします。
でも、食べさせてくれるままに口を開けて食べていると、オエッとなってしまうんです。
赤ちゃんがオエッとならない3つの方法
赤ちゃんが元気でも、「オエッ!」とえづくとママはびっくりして心配になりますよね。次は、離乳食9ヶ月頃の後期の赤ちゃんがオエッとならない方法を3つ紹介します。
離乳食を1段階前のステージに戻す
赤ちゃんがえづいたり吐いたり、食べづらそうにしていたら、1段階前のステージに離乳食を戻してあげましょう。
離乳食のステージを前に戻すと、ママは離乳食が進んでないような気になって焦ってしまうかもしれません。でも離乳食はゆっくりと進めて全く問題ありません。
私も少食の息子の離乳食が全然進まず、「こんなことで食べるようになるのかな。。」、「お友達はあんなにパクパク食べているのに。。。」と、かなりプレッシャーでした。でも同じ子でも食べる時期・食べない時期もありますし、気づけば大人と同じものを食べるようになっていました。
今も他の子と比べると偏食で少食ですが、息子本人で考えると量も食べられるようになってきています。また少食でも偏食でも、赤ちゃんから今までを通して、ほとんど風邪も引いたことがないくらい元気ですよ。
また、食材としてはじゃがいもやさつまいもなどのイモ類は、食感がモッタリしていてえづく赤ちゃんが多いようです。他の食材なら食べられる大きさでも、えづくこともあるので、食材ごとにカットする大きさに注意してあげましょう。
食べるペースを赤ちゃんに合わせる
食材の大きさや固さも問題なく、普段からよく食べてくれるメニューでもえづく場合は、食べるペースが速いのかもしれません。
「そんな簡単なこと」と思うかもしれませんが、自分自身を振り返ってみて、実はできていなかったなと思うことが結構あるんです。というのも、ママって離乳食以外にもやることが山のようにあるんですよね。
赤ちゃんが食べるのに時間がかかったり、集中が切れ始めるとイライラしてしまい、スプーンひとさじの量も多くなってきます。ご飯をあげる側は、「飲み込んだら次のひとさじをまたあげて」と、次から次にあげたくなるんですよね。
でも、初めから終わりまでパクパクと食べてくれる赤ちゃんはそうそういません。苦手な食材ではイヤでも頑張って食べている状態です。
赤ちゃんがえづくことなく食べられるように、食べさせるスピードをゆったりとしたペースにしたり、スプーンのひとさじを少なめにしたりすると赤ちゃんは食べやすくなりますよ。
離乳食は、ママのペースでなく、赤ちゃんのペースに合わせるのがポイントですね。
食べ残してもオッケーにする
赤ちゃんがご飯を残してもよしとて、無理に食べさせないようにしましょう。
ご飯を残すのはお腹がいっぱいのサイン。お腹がいっぱいなのにそれ以上食べさせようとすると、体が受け付けずにえづくことがあります。
完食してくれないと、「今回残すのをオッケーにしたら、次からもすぐに『ごちそうさま』するんじゃないか。」、「昨日も残していたのに、こんなんじゃ大きくなれるの?」と心配になるかもしれません。でも大人でも食べたくない気分のときもありますよね。
私は息子が離乳食を食べてくれない時は「9ヶ月の離乳食の量の半分も食べてないよ。。」と、焦り悲しくなっていました。でも友人が、「赤ちゃんは食べる量や食材は、1週間で考えればいいそうだよ。」と教えてくれたんです。
それからは離乳食に対してゆったりと構えられ、息子がご飯を残しても「お腹が空いたら食べるか。」と気にしないようにできました。
まとめ
- 離乳食9ヶ月頃の後期の赤ちゃんは、食べることに慣れてきていてもえずくことがある。
- 食材の固さや大きさが合っていない時は、離乳食を1段階前のステージに戻してあげましょう。
- 一口の量が多い、食べるスピードが速いことが原因の場合もあるので、赤ちゃんをよく観察して赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。
- 嫌いな食材でえづいたり、お腹がいっぱいでそれ以上食べられずにえずいたりもするので、完食することにやっきにならず、食べ残してもよしとしましょう。
離乳食ってうまく進まず、焦ることも多いですよね。
離乳食9ヶ月や後期と言っても、赤ちゃんによってお腹の好き具合や食材の好き嫌いは違います。ご自身の目の前にいる赤ちゃんをよく観察し、その子にあった離乳食を心がけましょう。
えづいても吐いても、赤ちゃんが元気なら問題なし。大きく構えて、今しかないこの時を赤ちゃんと一緒に楽しみましょう。