妊娠後期になると出産が間近になり、出産予定日を意識しますよね。
「出産予定日より早まるのかな、それとも遅れる?」
「出産予定日より遅れる原因は?」
「どれくらいまでだったら遅れても大丈夫なの?」
赤ちゃんには早く会いたいと思いつつも、出産を前に不安になる人も多いんじゃないでしょうか。私も出産経験者ですが、出産のたびに予定日が近づいてくると毎日ドキドキしながら過ごしていたのを覚えています。
そこで、「出産予定日より遅れる原因」や「遅れる場合はいつまでだったら大丈夫なのか」を調べてみました。2児の子持ちの私の体験談も紹介していますので、よければ参考にしてみてくださいね。
早かったようにも長かったようにも感じる妊娠期間。少しでも不安を取り除いて、残り少ない妊婦生活を楽しみましょう。
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Contents
出産予定日より遅れる原因
子宮口が硬い
子宮口が開いてくると出産が近づいてきているサインになります。なので逆に子宮口が硬いと、まだお産には時間がかかるということになります。
子宮口が硬いのは初産に多いと言われています。
運動不足
ママが運動不足だと陣痛が起きにくいことがあります。出産予定日が近くなった検診では、お医者さんや看護師さんに「いっぱい歩いてくださいね。」と言われることもよくあります。
しっかりしたウォーキングでなくても、自宅付近を散歩するだけでも妊婦にはいい運動になります。また階段の上り下りや、かがんだ体勢の雑巾がけは、普段の生活の中で簡単にできる全身運動ですよ。
いつまでだったら遅れても大丈夫?
出産予定日はあくまで予定日です。必ずしも出産予定日に生まれるということではなく、早まる場合も遅れる場合もあります。
ではいつまで遅れても大丈夫なのでしょうか?
42週未満なら大丈夫
出産は42週未満であれば問題ないとされています。出産は初産でも経産婦でも今か今かとドキドキしますが、あまり気にせずリラックスして過ごしましょう。
42週を超えた場合のリスク
42週を過ぎるとお腹の中の赤ちゃんが大きくなり、出産の際のリスクが高くなると言われています。また胎盤が劣化し、お腹の中が赤ちゃんが安全にいられない状態になるとされています。
なので42週を過ぎないように、促進剤を使ったり人工的に子宮口を開かせたり処置をすることが多いです。どのような処置がされるかは産院によって違うので、検診のときに確認してくださいね。
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初産は出産予定日を過ぎるって本当?
よく「初産だったら出産予定日を過ぎる」と聞きませんか?実際私が妊娠していたときも、周りからよく言われていました。
出産予定日が遅れる原因として、上に挙げた「子宮口が硬い」「ママの運動不足」があります。子宮口が硬いのは初産によくあるケースとされていますし、運動不足も初めての出産で安全にゆったり過ごしていれば当てはまりそうです。
ですが、実際には出産予定日よりも早くにお産が来たという人もいるので、初産は絶対出産予定日より遅れるということはありません。
出産は人それぞれで、早まる場合も遅れる場合もあります。なので妊娠後期にはいつ出産になってもいいように、出産の際の入院グッズや退院後の赤ちゃんの生活用品などを余裕を持って準備しておいたほうがいいですね。
2児の子持ちの私の体験談
よく言われる「初産は出産予定日より遅れる」ですが、実際に私の場合はどうだったのかをご紹介します。
第1子出産時はウワサ通り?
結論から言うと、第1子の時つまり初産のときは出産予定日より遅れました!
では、出産予定日が遅れる原因は何だったのか?上にある原因を参考にすると、私の場合は「子宮口が硬い」ことだったのかなと思います。というのも、運動はしていた方だと思うからです。
私は出産予定日の2週間前まで仕事をしていました。妊娠後期では少しの運動でもハァハァと息があがります。職場は交通機関を使って30分ほどの近場でしたが、大きなお腹を抱えて毎日通勤していたので運動不足ではなかったかなと思います。
また退職してからは、「散歩に行ってる間に破水するんじゃないか。」と心配であまり外出していませんでしたが、自宅でスクワットしたり雑巾がけをしたり、なるべく体を動かすようにしていました。
「初産は出産予定日より遅れる人が多いとは言うけれど、早まる人もいるし。。。」と毎日、今か今かとドキドキしながら過ごしていたのを覚えています。
「そろそろおしるしが来るかも。」と、トイレに行くたびに出血していないかチェックし、お腹が張っているような気になれば「このまま前駆陣痛が始まったりして。」とビクビクしていました。ですが、結局なんにも起きないまま出産予定日が過ぎていきました(笑)
「焼肉を食べると陣痛が始まる」や「オロナミンCを飲んだらいい」というのも試してみたのですが、赤ちゃんが降りてくる気配は全くなく…効果はありませんでしたが、香港でオロナミンCを探し回ったのも、今となってはいい思い出です。
私は香港で出産したのですが、出産予定日を過ぎても生まれなかったので、41周目に入ったところで入院して、促進剤を使おうということになりました。当日は朝に病院へ行って内診し、一泊して翌日の朝に促進剤を入れることになりました。
その日は何もやることがないので、ネットで促進剤について調べたり、のんびりお昼ごはんを食べたりしていました。そう、この時までは本当にのんびりと。。。
次の朝までやることがなく暇だった私は、病院内を見て回ることにしたんです。運動のためにもと思ってエレベーターではなく階段を使って上り下りをしていると、「なんだかお腹が痛いような。。」
するとそこから頻繁にお腹がズーンと痛くなり、夜8時に主人が面会に来てくれる頃には痛みが5分間隔で、痛さは手すりを握りしめてうなるほどになっていました。
後から思えば、朝病院へ行く車の中で生理痛のような鈍痛を感じていたのですが、「車の衝撃かな?」とおそらく前駆陣痛が始まっていたことに全く気付いていませんでした。
面会時間が終わり主人が帰ってからも痛さは増していくばかり。でも翌朝促進剤を入れる予定だったので、「今はただただ耐えるだけ。」と、冷や汗を流しながら耐えていました。
結局そのまま痛みが3分間隔になり、促進剤を入れる前の朝3時に息子を出産しました。41週1日目でした。
第2子出産時もウワサ通り?
「初産は出産予定日よりも遅れる」というのと反対に、「経産婦は出産予定日よりも早まる」というのもよく言われることです。そして私の場合も例にもれず、出産予定日よりも3日早く第2子が生まれました。
当時は仕事をしておらず、運動といえば長男の幼稚園の送り迎えだけ。看護婦さんからは「いっぱい歩くようにねー。」と言われましたが、コロナの影響で幼稚園も休園になり、妊婦の外出は危険だからと食材の買い物なども主人が行ってくれていました。
なのでずっと家にいて、1日のほとんどをソファに座って過ごす毎日。本当に少しの運動もしていなかったと思います。
夜は妊婦あるあるでトイレに起きることが多かったのですが、ある日、朝の3時頃にトイレではなく、なんとなくお腹が痛いような気がして起きました。痛みの間隔は不定期だったのですが、痛みは引くことなく続いていました。
私は出産時に点滴が必要だったため、お医者さんから「陣痛や破水など、出産の前兆が出たらすぐに病院に来るように。自宅で生まれてしまったということがないようにしてね。」と言われていました。なので、病院へ行くタイミングを迷いましたが、急患扱いが終わる朝8時を待って、朝10時にタクシーで病院へ向かいました。
病院に着いてからはNSTというお腹の張りをチェックするテストをし、昼食を食べていました。ところが食べている途中でズーン、ズーンという鈍い痛みから、座っていても立っていても、何をしても冷や汗が出るくらいお腹が痛くなってきたんです。
その後おしるしもあり内診すると、すでに6、7cm子宮口が開いているとのこと。「こっちは今日の夜生まれるくらいだわね。」なんて、のんびり話していた看護師さんも、「なんでこんなに早いの⁈」とバタバタ分娩室へ向かうことになりました。
分娩室へ移動してからは30分のスピード出産で、点滴やその他の準備もギリギリなくらいでした。「経産婦は陣痛が来てから生まれるまでが早い」とも言われますが、私の場合もそのとおりでした。
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まとめ
- 出産予定日が遅れる原因の中には「子宮口が硬い」ことや「運動不足」がある
- 出産は42週未満であれば大丈夫とされている
出産は十人十色、同じママでも体調や状況によって毎回違います。赤ちゃんも必ず出産予定日に生まれるとは限りません。
ですが出産予定日を過ぎても焦らなくても大丈夫。いつまでもただ待つのではなく、産院できちんと対処してくれるので、検診を受けつつお医者さんや看護師さんの指示に従ってくださいね。
出産予定日が近づくとドキドキ緊張しますが、無理せずゆったり過ごしてくださいね。
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