赤ちゃんの夜泣きでイライラが限界!気持ちにゆとりがなく、毎日イライラしてしまう自分に自己嫌悪になることってありますよね。
赤ちゃんの泣き声は、ママが思っている以上に精神的にこたえます。授乳やお風呂など赤ちゃんのお世話だけでもヘトヘトなのに、その上夜泣きがひどいとママは精神的にも体力的にもつらくなります。
「子供をかわいいと思えない…」
「思わず叩いてしまいそうになる。」
「泣き止まない赤ちゃんに『うるさい!』などひどい言葉を言ってしまって、『自分はダメな母親だ』と自己嫌悪になる…」
楽しく優しい心で赤ちゃんに接したいのに自分でイライラをコントロールできないくらい限界にきているママは実はたくさんいます。
でも、これはもちろん赤ちゃんが嫌いということではありません。毎日ひどい夜泣きに悩んでいるママへ、少しでも笑顔になれるよう試していただきたい3つの対策を紹介します。
夜泣きが楽になればママの気持ちにも余裕ができて、優しい心で赤ちゃんに接することができるようになりますよ。
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Contents
ママの自己嫌悪を笑顔に変える3つの夜泣き対策
夜泣きは個人差があります。また、周りのママ友の赤ちゃんには効いても自分の赤ちゃんに何が効くのかは試してみないとわかりません。なので諦めず一つずつ試してみましょう。
「こんなことで?!」という方法が見つかるかもしれませんよ。
赤ちゃんは何が好きか探る
日頃から赤ちゃんが何が好きかわかっていれば、鉄板のアイテム、対策が取れていいですね。
- 好きな音楽や動画があれば携帯に入れておく
- 好きなおもちゃ、毛布があれば触らせる
- 体のリラックスポイントを見つける
赤ちゃんって、「タケモトピアノ」などそれどれ好きなCMや泣き止む動画などがありますよね。1つでも鉄板アイテムがあれば夜泣きもグッと楽になります。
ママの匂いのついたおもちゃや毛布が効果的な場合もあります。寝る時はその毛布で寝かしてあげると安心して寝る子もいますよ。
また寝る時に「トントンされるのが好きな子」「耳を触られるのが好きな子」「足を温めると寝やすい」など、子供によってリラックスするポイントが違うので、日頃からいろいろ試して「どうやらコレが好きらしい。」というものを見つけられたらいいですね。早くから保育園などに預けている場合は、先生がどうやってお昼寝の時に寝かしつけているか聞いてみるのもおすすめです。
ちなみにうちの息子は「トントン」や「子守唄」は嫌がってました。「寝かしつけにはトントンでしょ!」とトントンしても手で払いのけるんです(笑)何度やっても払いのけるので、本当にイヤだったみたいです。結局抱っこで強めにユラユラ揺らすのが好きだとわかり、それからは強めユラユラ一本でした。
ドライブに出る
私の母によると、兄は寝付きが悪く、寝てもすぐ夜泣きで起きていたそうです。そんな兄の夜泣き対策で、父と母は毎日のように車に乗せて、あてもなくドライブしていたそうです。
車で走っていると揺れが気持ちいいのか、よく寝てくれるというのはいろんなママパパからも聞きますね。
夜に夫婦でドライブするのは夫婦で話をする貴重な時間にもなり、夜泣き対策以外でも、これから一緒に子供を育てていくママ・パパの絆が深まりそうですね。
パパに手伝ってもらう
イライラが限界で爆発するくらいなら、「パパは仕事で大変だから寝かせてあげたい。」などと思わず、手伝ってもらいましょう。とはいえ、二人で夜泣きに付き合って世話していたら共倒れになってしまいます。
- 平日はママが夜泣きに付き合って、週末はパパに世話してもらう
- 毎日時間差で朝3時まではママが、3時からはパパが世話する
- 夜泣きはママが付き合って、上の子の朝の支度・朝ご飯の準備・洗濯はパパが担当する
ママとパパ、上の子の生活などに合わせてベストな方法でパパに手伝ってもらいましょう。夜泣きがひどくても、ママ一人で頑張るよりもパパに手伝ってもらうと、同じ気持ちを夫婦で共有できますよ。イライラも同志で共有できれば、限界で爆発することもないですね。
どうしても夜泣きがおさまらない場合は?
「最近、鉄板ネタが効かない…」「何をしても全然ダメ…」という時もありますよね。そんな時はガラッと考えを変えてみましょう。
家事を放棄する
ママは赤ちゃんのお世話以外にもやることがたくさんあります。「赤ちゃんが寝たら洗い物しよう」など思っていると、思いどりに行かない時にイライラしてしまいます。なので赤ちゃんの夜泣きに付き合う覚悟で、家事は手抜きしましょう。
- 思い切って食器洗浄機を買う
- 紙皿を使って、洗う手間を省く
- できあいのご飯を買ってくる
- 洗濯は二日に一度にする
- 掃除は週末、パパのいる時に赤ちゃんをみてもらえる時にだけする
私は旦那さんの帰りも遅かったので、息子を寝かしつけた後、旦那さんが帰ってくるタイミングで晩ご飯を作るようにしていました。でも赤ちゃん起きるんですよね!で、ご飯作りが中断されるんです。ちょっとの間と思って、お鍋を火にかけたままキッチンを離れたことがあるのですが、戻った時にはチリチリいう音と水分が飛んで真っ黒に焦げ付いたお鍋がそこにありました。大事に至らなくてよかったですが、正直に言うと一度や二度ではないです…
それからはご飯は作れる時に作って、「旦那さんに温かい出来たてを出す」という心遣いは捨てました。それでも、赤ちゃんのお世話で大変だということはわかってくれていましたし、「なんなら出前や、できあいのものを自分が買ってくるから。」と言ってくれていました。
自分の寝たい欲を捨てる
「今からだとあと3時間寝られる。」など思っていると、寝られない状況にイライラが爆発します。そんな時は、自分の寝る欲はもうスッパリ捨て去りましょう。「寝れたらラッキー!」くらいに思って過ごすと、気持ちが荒れずに済みますよ。
「寝ないなんて無理でしょ!」と、いつか倒れると思うかもしれませんが、赤ちゃんが寝ている時に一緒に昼寝をすれば、意外となんとかなるものです。
夜泣きを放置する
何をしても夜泣きがおさまらない赤ちゃんもいます。そんな時は赤ちゃんが泣いても少しの間そのまま様子をみてみましょう。
赤ちゃんは言葉が話せないので、「泣くのがおしゃべり」という人もいます。大人が何か夢を見てムニャムニャ寝言を言うように、赤ちゃんが泣いて寝言を言っているだけと思えば、「早く行って泣き止まさないと!」と焦らなくてすみますよね。
また赤ちゃんはちょっと泣いても、まだ覚醒していないということがよくあります。その時に抱っこやトントンをされて本当に起きてしまい、寝られず泣く場合もあるんです。また、「もう限界!」と寝室を出て耳を塞ぎながら1時間くらい泣いて見に行ったら、赤ちゃんはスヤスヤと寝ていた、なんてこともあります。
イライラが限界な時は、夜泣きはそのままにしてママが気持ちを落ち着かせるのを優先してみましょう。
夜泣きがひどく、夜まとまって寝てくれない時は、「おねんねトレーニング」を試してもいいかもしれません。「おねんねトレーニング」って何?という人は、こちらをご覧くださいね。
夜泣きは何時間放置してOK?おねんねトレーニングはいつから?
イライラする自分を責めない
イライラしても、自己嫌悪になっても、そんな自分を責めないこと。
イライラや自己嫌悪は「もっと赤ちゃんと楽しく過ごしたい」「赤ちゃんに笑ってほしい」「赤ちゃんに優しく接したい」という気持ちの表れです。赤ちゃんを想っているママは素晴らしいママなので、自分を「ダメな母親だ…」と責めなくてもいいんです。
私は息子を出産した時、正直私の抱っこでは息子は泣き止みませんでした。赤ちゃんを抱っこするのも初心者なので私も慣れず、自分の緊張が息子に伝わっていたのかなと思いますが、当時は「自分の子供も泣き止ませられないママなんて…」と誰にも言わないですが自分で自分を責めていました。
でも今から思えば、「赤ちゃんは泣くのが仕事。泣きたければ泣いたらいい。」と割り切って、泣き止ませようと頑張り過ぎないでもよかったなと思います。自分を責めて涙が止まらない毎日を過ごすよりも、あっけらかんと「全然、夜泣きがおさまらなくてさー。もうゲッソリ!」と友達に愚痴でも聞いてもらった方がスッキリし、気持ちを切り替えて赤ちゃんのお世話ができますよね。
夜泣きでイライラが限界のママたちの声
夜泣きに付き合って赤ちゃんのお世話をしていると、「こんな夜中にイライラしながら途方に暮れているのなんて私だけ…」と孤独に思いますが、同じ経験をしたママはたくさんいます。
何をしてもダメなときは、ベッドでへこむより、気分転換にテレビ見て、ラジオ聞いて、温かい甘いものを飲みながら、おっぱい出しっぱなしで授乳していましたね。諦めて昼間寝よう…と思い、一緒に起きていました。
私の周りでも「ソファに座って、赤ちゃんを抱えたまま夜を明かした。」というママがいます。夜泣きの度に授乳していると、そのまま朝になることってあるんですよね。いっそ好きな飲み物とテレビでその時間も楽しんだら気分が全然違いますね。
一晩中抱っこでソファーで寝たり、昼間も同じ状態でした。一体、いつまでこれが続くのだろう…と心身ともに疲れきった毎日でした。それでも6.7か月くらいになると少しずつ起きる回数も減り私も寝られるようになりました。よく寝てくれるお子さんもいるのに何で?とイライラしてました。私だって一日中ヘトヘトだよと、夜中の抱っこをダンナに交替してもらったり、家事は最小限のことしかせず、とにかく子どもに付き合うしかありませんでした。
周りと比べると「なんで自分だけ…」と落ち込んだりイライラしたりしてしまうんですよね。後から思うと、「みんなそれぞれ大変で、子育てに楽はない」ってわかるんですが、精神が不安定になっている時は周りのことまでわからず、自分だけが大変だと思ってしまいます。月齢が上がると少しずつ寝てくれるようになる赤ちゃんが多いです。それまでは全てを完璧にやろうとしても大変なので、旦那さんと協力して、手を抜ける家事は手抜きして負担を減らしましょう。
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まとめ
- 日頃から赤ちゃんが何が好きかわかっていれば夜泣き対策もスムーズにいく
- 夜泣きで泣き止まない時はドライブに出てみる
- 夜泣きのお世話はママ一人ではツライのでパパにも手伝ってもらうのがおすすめ
「夜泣きはいずれ終わるもの」と、わかってはいても「いずれっていつ?!いつ終わるかわからないからイライラするんだよー。」と叫びたくなりますよね。
「イライラも限界…」「すでに限界を超えていて、赤ちゃんにやさしく接せられない自分に自己嫌悪になる。」というママは、夜泣き対策をしつつ、少しでも自分の気が楽になるように工夫してみてくださいね。
「後ではいい思い出」というのも本当ですが、真っ只中にいる時はそんなこと思えないくらい行き詰まってしまいます。パパにもサポートしてもらいながら、自分を責めずに、「赤ちゃんは泣くもの」と割り切ってやり過ごしましょう。
ママが上手く息抜きできれば、ママの和らいだ雰囲気が赤ちゃんにも伝わって、いつもより寝てくれるかもしれませんよ。
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